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電気自動車のプロトタイプ「Audi e-tron」の試乗会を実施【アウディ】

2011年11月21日

グローバルトレンドと市場ニーズを捉えた持続可能なE モビリティー
電気自動車のプロトタイプ「Audi e-tron」の試乗会を実施
先行開発車両をドイツ本社より空輸、アジア各国のメディアに向けて披露

アウディ ジャパン㈱(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:大喜多 寛)は、11月16日~18日の3日間、電気自動車のプロトタイプ(先行開発車両)「Audi e-tron」の試乗会をアジア各国のメディアに向けて開催しました。この「Audi e-tron」の試乗会はアジア初の試みであり、そのスポーツ性能を存分に味わっていただくために、TOYO TIRESターンパイク(神奈川県小田原市)を全面貸切とした特別なコースを用意しました。

「Audi e-tron」は、アウディのスローガンである「Vorsprung durch Technik (技術による先進)」を体現する、先進的なデザイン、パワーと環境性能を両立させたスポーティな電気自動車です。試乗会当日は、このイベントのためにドイツ本社より空輸した「Audi A1 e-tron」と「Audi A3 e-tron」の2種類のプロトタイプを用意。比較用にガソリンエンジンの「Audi A1 1.4TFSI」、「Audi A3 1.4TFSI」も試乗いただきました。また、ドイツ本社よりE モビリティ戦略担当者を迎え、アウディの取り組みを以下のように発表いたしました。

「Audi e-tron」はグローバルトレンド(ガソリン価格の高騰、気候変動、人口構造の変化)と、お客様の期待(快適性と安全性、走る楽しさを犠牲にしない、環境意識の向上)を的確に捉えた持続可能なE モビリティであり、航続距離やスポーティな走行性能など、現在のEV が抱える課題に対し1つのソリューションを提案する、アウディのビジョンを具現したモデルです。ドイツ本国ではすでに「Audi A1 e-tron」の実証実験を開始しており、また2012 年末には「Audi R8 e-tron」を、そして2014 年にはプラグインハイブリッドの市販化も予定しています。

Audi A1 e-tron

発電をしながら走行距離を延ばすレンジエクステンダー付きの電気自動車。搭載される電気モーターは最高出力75kW、最大トルク240Nmを発生、最高速度は130km/hに達します。車両状況に応じ小型内燃エンジン(254ccのロータリーエンジン)がバッテリーを充電、航続距離を最大で250kmまで延長できます。なお、最初の50kmは電気モーターのみでの走行も可能です。

Audi A3 e-tron

26.5kWhのリチウムイオンバッテリーとモーターのみで駆動する電気自動車。リアシート下とセンタートンネル部分にバッテリーを配し、室内、荷室空間を犠牲にすることなく5名乗車を実現。最高出力は85kW、最大トルクは270Nmを発揮。最高速度は146km、航続可能距離は135km(欧州のNEDC モード)となっています。


*Audi A1 e-tron およびA3e-tron はプロトタイプであり、発売、日本市場への導入時期などについては未定です。


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