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車載用電子システムのソフト開発の強化に向けて合弁会社を設立【デンソー】

2016年4月21日

㈱デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬浩二)、イーソル㈱(本社:東京都中野区、社長:長谷川勝敏以下、イーソル)、日本電気通信システム㈱(本社:東京都港区、社長:山口昌信以下、NEC通信システム)の3社は、車載用電子システムの基本ソフトウェア(BSW)【注1】および関連ツールの開発を行う合弁会社を設立することに合意しました。

自動運転の技術開発が進む中、カメラやセンサー類とそれらを制御するECU【注2】間の情報量が飛躍的に増大し、高速通信やマルチコアマイコン【注3】への対応、サイバーセキュリティへの対応が求められています。今回、車載用電子システムを開発するデンソーと、車載分野で実績が豊富な組込みソフトウェアの開発を行うイーソル社、ネットワークシステムや組込みシステムに関する大規模ソフトウェアを開発するNEC通信システム社の3社で合弁会社を設立し、車載用電子システムの基本ソフトウェアを開発、販売する体制を整えます。ユーザーにとって使いやすい基本ソフトウェアを提供することで、自動車メーカーおよびECU開発メーカーの開発効率および品質の向上に貢献していきます。


<注釈>
【注1】BSW(Basic SoftWare)とも呼ばれ、ECUを動作させる上で基本的な機能を果たすソフトウェアのこと

【注2】Electronic Control Unitの略で、電子制御ユニットのこと

【注3】1つのパッケージに複数の演算プロセッサ-が搭載されたマイクロコンピュータのこと


合弁会社の概要は以下の通りです。

<参考>イーソルの概要

<参考>NEC通信システムの概要








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