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発生音を聞きながら、計測から分析・録音までの一連の作業シーケンスを高効率で実現 – LA-3000 シリーズ 高機能騒音計【小野測器】
2011年11月9日
失敗の許されない測定現場で、「音を聞きながら計測する」ことで、対象物の状態を確認したり、分析波形を見たり、対象音が確実に録音できたかの確認ができる、しかもオプション機能により、サウンドアナライザや、サウンドレコーダ、サウンドコンパレータへと深化する、騒音計1台で、計測、分析、録音、判定までの作業効率を大幅に高めることができる高機能騒音計 LA-3000 シリーズを発表、12月の発売を予定しています。
● 3.5インチの見やすい大画面表示
● ダイレクトキーの採用で簡単操作
● 110 dB の広いリニアリティレンジにより測定時のレンジ切替操作不要
● Quad 画面により特性の異なる4演算を同時表示
● 対象音をヘッドホンで確認しながら計測、録音、確認が可能
● オプション機能により、サウンドアナライザや、サウンドレコーダ、サウンドコンパレータへと深化、1台で、計測、分析、録音、判定が可能となり、測定作業の効率を向上
● 計量法、JIS C1509、IEC61672-1 適合
近年、自動車、鉄道、家電製品、パソコン、住環境分野では、静かさをめざして静音化が進んでいます。こうした中で、騒音対策の現場では、ひとつの音の対策が進むと、今まで気にならなかった別の音が現れてきます。一方、電気自動車では、歩行者の安全に配慮し、車が近づいたことを気づかせるために「あえて音を鳴らす」事例も出てきています。 こうした新しいニーズに応えるために、LA-3000 シリーズ高機能騒音計を開発しました。
LA-3000 シリ-ズ高機能騒音計は、本来の騒音レベルの測定や演算を行うこと以外に、測定中に「音を聞きながら計測する」ということにこだわりました。音を聞くことで、対象物の状態を確認したり、分析波形を見たり、確実に録音できたかを確認できるようになりました。失敗の許されない測定現場で、安心・確実な計測を行うことができます。また、LA-3000 シリーズは、オプションを装備することで、騒音計(サウンドレベルメータ)としてのみならず、サウンドアナライザ(リアルタイムオクターブ解析、FFT 分析)や、サウンドレコーダ、サウンドコンパレータへと深化します。LA-3000 シリーズ騒音計1台で、計測、分析、録音、判定が可能となり、測定作業の効率を大幅に向上させることができます。 さらにLA-3000 シリーズで保存したデータと当社の多彩な分析ソフトウェアと組み合わせることで、『波形解析』、「音質評価」、『変動音解析』が可能となります。
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