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電気式4WDユニットを共同で開発【アイシン精機】
2016年1月21日
アイシングループ、電気式4WDユニットを共同で開発
~雪路などの滑りやすい路面での安定した走行に貢献~
当社をはじめとするアイシングループ3社※は、トヨタ自動車㈱と新型プリウス向け電気式4WDユニットを共同開発しました。
電気式4WDユニットとは、モーターで後輪を駆動する電気式4WDシステムの駆動力を発生させる駆動ユニットです。モーターで動力を発生させ、リダクションギアとデファレンシャルギアで駆動力に変換します。今回、新たに設定されたプリウスの4WD方式の駆動ユニットとして採用され、雪路など滑りやすい路面での安定した走行に貢献します。
本製品は、モーターとデファレンシャルギア軸を同軸化し、リダクションギアとの2軸構成によりユニットの小型化を実現し、車内スペースの確保に貢献しています。また、磁力による引き摺り損失を抑えた磁石レスの誘導モーターと、ユニット内のオイルを貯めることでモーターのローターやギアの回転によるオイル攪拌(かくはん)損失を低減できるキャッチタンクにより高効率化を実現しました。
今回は、共同開発したグループ3社が長年、製品開発で培ってきた知見や技術力を結集し、製品化に至りました。アイシングループは、より豊かなクルマ社会の発展に向けて、今後も各社の強みを活かしながらグループで連携し、技術開発を進めてまいります。
※ アイシン精機㈱(設計担当:ユニット統括、ハウジングなど)、アイシン・エィ・ダブリュ㈱(設計担当:モーター)、アイシン・エーアイ㈱(設計担当:ギア、デファレンシャルなど)
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