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RINSPEED社の新型コンセプトカー ETOSに自動運転機能と安全機能を提供【ZF TRW】

2016年1月8日

*本リリースは、1月6日(現地時間)に米国ミシガン州リボニアで発表されたリリースの日本語版です。

新型コンセプトカーEtos に、ハンズオン・オフ検出機能付きのリトラクタブル(格納式)ステアリングホイールを提
 供
ドライバーに合わせたカスタマイズ環境を実現し、インテリアデザインの幅を広げる高い柔軟性を提供
ルーフエアバッグが、前部座席の乗員を保護する柔軟なオプションを実現


米国ミシガン州リボニア発 - 2016年1月6日 - ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェンの1部門であるZF TRWは、米国ネバダ州ラスベガスで開催中のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2016において、スイスのRinspeed社の新型コンセプトカーEtosに搭載されている自動運転のコンセプト、および乗員を保護する高度な安全テクノロジーを公開しています。

Etosには、自動運転時にドライバーを支援するハンズオン・オフ検出機能を含む複数の機能を提供可能な TRWのリトラクタブル(格納式)ステアリングホイールが装備されています。

ZF TRWのニューテクノロジーおよびメカトロニクス担当グループリーダーである、グイド・ハーズマン(Guido Hirzmann)は次のように述べています。

「当社のステアリングホイールシステムは、ドライバーにとってさまざまな可能性の扉を開きます。例えば、ドライバーはハンドル上部のドライバーモードマネージャー(DMM)ディスプレイで、運転を行うか、自動運転にするかを指定できます。(DMMの「Push to Drive」を選択すると手動運転を意味する「M」が点灯し、ハンドルから手を放すと自動運転を意味する「A」が点灯)。そして、自動運転時にはステアリングホイールを折りたたんで運転以外のことを行ったり、リラックスした態勢で休むスペースが生まれます」。

ZF TRWのリトラクタブル(格納式)ステアリングホイールは、インテリアデザインの選択肢を広げるとともに、ドライバーに合わせてカスタマイズした環境の提供が可能となります。

また、ZF TRWは、インストルメントパネルでのスペースを最小化したユニークなデザインを提供することで、前部席エアバッグをルーフ部分に納めたルーフ・エアバッグのオプションも提案しています。

ZF TRWのインフレタブル拘束システム担当のエンジニアリングディレクーであるダーク・シュルツ(Dirk Schultz)は次のように述べています。

「現在連続生産に入っている当社のルーフ・エアバッグは、従来のフロント・エアバッグとの比較においても乗員を保護する安全性能に影響を与えることなく、インテリアデザインの柔軟性を高める効率的なソリューションです。当社のルーフ・エアバッグは乗員前方のフロントガラスに沿って開き、前部座席に座る様々な体格の乗員の拘束、保護をサポートします」。

Rinspeed社のEtosには、リトラクタブル(格納式)ステアリングホイールとルーフ・エアバッグに加えZF TRWのシートベルトウェビングも搭載されています。


ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェンについて
ゼット・エフはドライブライン、シャシ・テクノロジーおよびアクティブ&パッシブ・セーフティ・テクノロジーの分野で世界をリードする自動車関連部品のグローバル・サプライヤーです。2015年5月15日にTRWオートモーティブ社を買収し、現在は世界40カ国に230の生産拠点を展開しています。
2014年時点で別会社だった両社の総売上は300億ユーロ超でした。総従業員数は約13万4000人でした。昨年、新たな価値を生み出す革新的な製品を提供し続けるため、両社は総売上の約5%を研究開発に投資しています(約16億ユーロ)。また、ゼット・エフ社は、世界の自動車サプライヤーのトップ3に位置しています。








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