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ミャンマーで三菱自動車販売会社を設立【三菱商事】
2015年12月15日
三菱商事㈱(以下、当社)は、ミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)において、Serge Pun & Associats (Myanmar) Limited (以下、SPA)グループと、三菱自動車工業㈱(以下、三菱自動車)が製造する自動車・部品の合弁輸入販売会社MM Cars Myanmar Limited (以下、MMCM社)を設立致しましたので、お知らせします。
今後、ミャンマーに於ける事業許認可手続きを経て、営業開始する予定です。
MMCM社は、当社 50%、SPAグループ傘下のYoma Nominee Limited(以下、YNL社) 50%の折半出資の合弁会社として、ミャンマーの首都ヤンゴンに設立致しました。MMCM社は、三菱自動車の正規輸入販売会社として、首都ヤンゴンにショールーム、サービスショップ、部品倉庫を保有し、三菱自動車製の完成車及び部品の輸入販売、並びにアフターセールスサービスを提供します。
ミャンマーは、2011年に民主化政策の一環で自動車輸入に関する規制緩和策が発表され、日本からの中古車輸入が増加しており、2014年には日本からの中古車輸出先の1位となりました。また、2012年以降は、徐々に新車の輸入についても規制緩和が進み、2015年3月には、外資企業と地場企業の合弁会社にも、新車の輸入販売事業が認可されることが発表されました。今後、さらに自動車市場の拡大が期待されます。これまで、SPAグループが2013年5月にヤンゴン、同年12月に第二の都市マンダレーに三菱自動車のサービスショップを設立し、主に既存ユーザー向けにアフターセールスサービスを提供してきました。今般、MMCM社を設立したことで、新車販売の拡大を図るとともに、アフターセールスサービスのさらなる充実により、ミャンマーの三菱自動車ユーザーの顧客満足度向上を図ってまいります。
当社は、新興国の中でも、今後さらなる成長が見込まれるミャンマーを重要な市場と位置付けており、不動産、金融、観光等を幅広く展開するSPAグループとは、これまでも、エレベーター関連事業、タイヤ事業、マンダレー空港運営事業など、様々な分野で協業を推進しております。自動車事業についても、当社がこれまで培ってきたアセアン地域での自動車輸入販売事業の経験・知見を最大限に活用し、SPAグループとともに、現地ニーズを捉えながら、同国における自動車事業の事業基盤拡充を図ってまいります。
【参考情報】
<Yoma Nominee Limitedの概要>
本社所在地 : ミャンマー連邦共和国、ヤンゴン
設 立 年 : 2014年
主な事業 : ミャンマーに於ける民間投資持株会社
代 表 者 : Mr. Serge Pun, Managing Director
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