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NTNサポートの工学院大学が、世界で最も有名なソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2015」でクラス準優勝【NTN】

2015年11月25日

NTN㈱(以下、NTN)のサポートする工学院大学ソーラーカープロジェクトが世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2015」に出場し、「クルーザークラス」で準優勝という快挙を成し遂げました。

工学院大学ソーラーカープロジェクトは、2009年に学生たちの工学的なチャレンジとオリジナリティを育てるため、従来からの車両を模倣するのではなく、次世代の電気自動車を創造するという理念のもとに発足しました。以来、多くのソーラーカーレースに挑戦しており、NTNは2013年から軸受の提供や技術アドバイスなどを通じて、同プロジェクトをサポートしています。

同プロジェクトは、昨年秋田県大潟村で開催された世界的なソーラーカーレース「ワールド・グリーン・チャレンジ」のソーラーカー部門で総合優勝、クラス優勝も飾っています。

今回は、新たに開発したソーラーカー「OWL(あうる)」で、2015年10月18~25日にオーストラリアで開催された「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2015」へ参戦しました。同大学が初出場した前回の2013年大会は、4輪1人乗りの「チャレンジャークラス」で挑戦しましたが、残念ながら完走できなかった経験を活かし、今回は4輪で2人乗り以上という、より実用車に近いレギュレーションの「クルーザークラス」に日本から唯一参戦しました。

その結果、オーストラリア大陸約3,000kmを6日間かけて走破し、見事クラストップでゴール地点のアデレードに到着しましたが、スピードや走行距離以外の実用面を含めた総合得点でオランダのチームに逆転を許し、惜しくも準優勝となりました。

世界でNTNをはじめとする多くの企業・団体がサポートし、日本の先端技術を結集させ、学生たちがその手で創り上げたソーラーカーは、日本の「もの造り」魂を世界に発信する結果となりました。

NTNでは、今後もより実践的で安全なソーラーカーの開発を目指す工学院大学ソーラーカープロジェクトの活動を引き続きサポートしてまいります。

ワールド・ソーラー・チャレンジ

隔年開催の世界最大級のソーラーカーレース。オーストラリア北部のダーウィンから、南部のアデレードまでの3,000kmの一般道で争う。大会は「チャレンジャークラス」、「クルーザークラス」、「アドベンチャークラス」の3クラスが設定されている。
今年度の開催期間は、2015年10月18~25日。


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