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CES 2016イノベーションアワード獲得 「車載オーディオ/ビデオ(In-Vehicle Audio/Video)」部門で受賞【ボッシュ】

2015年11月11日

ハプティックなタッチスクリーンを開発
ボッシュがCES 2016イノベーションアワード獲得
「車載オーディオ/ビデオ(In-Vehicle Audio/Video)」部門で受賞


ボッシュが国際家電ショー2016(CES)で新しいハプティック(触覚的)なタッチスクリーンを発表
「タッチ&フィール」 : スクリーン表面に変化をもたせ、タッチスクリーン上のキーを感触で識別
指で押す強さの違いに応じた各機能が起動
CES 2016イノベーションアワードを受賞


ニューヨーク/ヒルデスハイム – ボッシュが開発したハプティックフィードバックタイプのタッチスクリーンが2015年11月10日に、「車載オーディオ/ビデオ」部門における「CES 2016イノベーションアワード」を獲得しました。このタッチスクリーンのユーザーへのベネフィットは、ハプティック技術により、ナビゲーション、ラジオ、スマートフォンなどのインフォテインメントアプリケーションをインタラクティブに操作できるという点です。タッチスクリーン上に表示されるキーは、指で触ると実際のボタンのように触覚的に感じることができるため、スクリーンを見ずにアプリケーション操作が可能となります。このため、アプリケーションを操作中に視線を道路から余りそらさなくても済み、運転の安全性が高まります。ボッシュでカーマルチメディア事業部長を務めるManfred Badenはこう述べています。「新開発のタッチスクリーンは、機械的なボタンのシンプルな操作にタッチスクリーンのメリットを組み合わせ、操作性が著しく向上しました。この革新技術には、市場にスピーディーに浸透するために必要なすべてが盛り込まれています」。CESイノベーションアワードは、Consumer Technology Association(CTA)TMが毎年主催するCESに出展された製品の中から事前の審査によって選ばれた、特に優れた製品に贈られる賞で、ボッシュはこれまでも、シボレーに搭載されたMyLinkシステムで、2013年に「カーテクノロジー」部門でCES最優秀賞を獲得しています。

指先の感触で運転時の安全性がアップ
新しいタッチスクリーンには独自のインタラクティブ方式が採用されており、ディスプレイに触れると、ビジュアルと音声だけでなく、ハプティック(触覚的)なフィードバックを返します。タッチスクリーン上の凸凹した部分、滑らかな部分、模様が入った部分といったようにさまざまに変化させ、それぞれに異なるボタンや機能を割り当てることができるため、ドライバーは直接タッチスクリーン上のキーを見なくても、指の感触でキーを識別できます。また、この触感によるバーチャルなのボタンはしっかり押さないと作動しないため、一般的な機械式のボタンを押しているような感覚で操作できます。その一方で、外観は従来のディスプレイとまったく変わりません。

このタッチスクリーンは、指で押した圧力の強弱も検知し、例えば、軽く押した場合はヘルプ機能が起動するなど、その圧力に応じた各種機能が作動します。また、押す力を変えることで、リストをスクロールする速度を変えることもできます。各キーを触覚的に感じることが出来るため、例えばラジオ局の選択ボタンを押すときもスクリーンをあまり見なくても済み、道路に更に注意を向けることができます。このタッチスクリーンには、2つのセンサー(従来のタッチセンサーと指で押す圧力の強弱を測定するセンサー)が搭載されているほか、スクリーン表面をさまざまに変化させる特殊なソフトウェアとメカニズムも採用されています。


このプレスリリースは2015年11月11日にRobert Bosch GmbHより発行されました。
原文をご覧ください。

 

ボッシュ・グループ概要
モビリティ ソリューションズは、ボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2014年の売上高は333億ユーロで総売上高の約68%を占めています。モビリティ ソリューションズの売上により、ボッシュ・グループはリーディングサプライヤーの地位を確立しています。モビリティ ソリューションズは、自動化、電動化、ネットワーク化の3つの領域においてその専門性を統合させ、お客様にトータルソリューションを提供します。その事業領域は主に、内燃機関の燃料噴射テクノロジー/パワートレイン周辺機器、パワートレイン電動化の様々なソリューション、安全システム、ドライバーアシスタンス システム/自動化機能、ユーザーフレンドリーなインフォテインメントやVehicle-to-Vehicle(車車間)およびVehicle-to-infrastructure(路車間)通信、オートモーティブアフターマーケット向けのコンセプト/テクノロジー/サービスなどです。さらにボッシュは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)、ディーゼル用コモンテールシステムなどの重要な革新自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。2014年の従業員数は約360,000人(2015年4月1日現在)、売上高は490億ユーロ*を計上しています。事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加 えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。2014年に ボッシュは全世界で約4,600件の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベーションの提供を戦略的目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じ、人々の生活の質を向上します。つまりボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。

*公表された2014年の売上高には、現在では完全子会社化されたかつての折半出資の合弁会社であるBSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH(現在はBSH Hausgeräte GmbHに社名変更)およびZF Lenksysteme GmbH(現在はRobert Bosch Automotive Steering GmbHに社名変更)は含まれていません。

さらに詳しい情報は 以下を参照してください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式ツイッター(ドイツ語)
www.bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
https://twitter.com/Boschjapan ボッシュ・ジャパン 公式ツイッター(日本語)
https://www.facebook.com/bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式フェイスブック (日本語)
https://www.youtube.com/boschjp ボッシュ・ジャパン 公式YouTube(日本語)








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