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米国インディアナ州にドライブシャフトの新会社を設立【NTN】

2015年11月18日

NTN㈱(以下、NTN)は、米国における3番目の自動車用ドライブシャフトの製造拠点として、インディアナ州アンダーソン市に「NTN DRIVESHAFT ANDERSON, INC.」(NDA)を設立しましたので、お知らせいたします。

1.新会社の狙い

NTNは、2015年4月にスタートした3年間の中期経営計画「NTN 100」の基本方針のひとつに「稼ぐ経営」を掲げ、その重点施策として「ドライブシャフト事業の構造改革」を目指しております。
これまで米国では、1989年にインディアナ州コロンバス市に設立した「NTN DRIVESHAFT INC.」(NDI)でドライブシャフトを生産してきたほか、2003年には同州フランクフォート市にドライブシャフトの前工程品を生産する「NTK PRECISION AXLE CORP.」(NTK)を設立し、現地生産を進めてまいりました。また、2007年にはアラバマ州にドライブシャフトを生産する「Seohan-NTN Driveshaft USA CORP.」を設立しています。
ここ数年、北米ではSUV*やピックアップトラックなどを中心に旺盛な需要が続き、当社のドライブシャフトに対する需要が急増しており、北米の既存拠点においてフル生産が続いています。今後も堅調な需要の増加が見込まれることから、米国で3番目となるドライブシャフト完成品の生産拠点を設立することを決定しました。
NTNは、ドライブシャフトの供給体制を強化し、現地生産を加速することで「顧客満足度世界No.1の“NTNのドライブシャフト”」へ変革してまいります。

* SUV=Sport Utility Vehicle、スポーツ用多目的車

2.今後の計画

2017年4月から量産を開始予定。
売上高は、2018年度に約220億円を予定。
従業員は、2017年までに約280名とし、順次拡大する計画。

3.新会社の概要


NTN DRIVESHAFT ANDERSON, INC.の完成予想図

ご参考

ドライブシャフトについて
ドライブシャフトは、自動車のエンジンの回転を常に等速で滑らかにタイヤに伝達するために、等速ジョイント(CVJ)とシャフトを組み合わせた部品で、FF車や4輪駆動車、またFR車の独立懸架方式にも用いられます。自動車の低燃費や静粛性、快適性に対するニーズがますます高まっており、ドライブシャフトはこれらに大きな影響を及ぼす重要な部品です。


NTN米州生産拠点

お問い合わせ先

NTN㈱
広報・IR部
TEL : 06-6449-3579 FAX : 06-6443-3226

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