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新Power Metal Strip®抵抗器を発表【ビシェイジャパン】

2015年11月5日

ビシェイ社、新Power Metal Strip®抵抗器を発表
ケルビン4端子接続により計測精度の向上と低TCRを実現

0.1%の厳しい許容差、0.01Ωの低抵抗値を小型1206ケースサイズで提供


ビシェイ・インターテクノロジー社(米国ペンシルバニア州、NYSE:VSH、日本法人:ビシェイジャパン㈱、東京都渋谷区、代表取締役社長:小澤政治)は本日、ケルビン4端子接続を特長とする新しい表面実装型Power Metal Strip®電流検出抵抗器を発表しました。ビシェイDaleブランドのWSK1206は35ppmの低TCR、0.1%の厳しい許容差、0.01Ωの極めて低い抵抗値を兼ね備え、小型1206ケースサイズで提供されます。
本日リリースされたデバイスは、4端子構造によりシステム誤差を減少させ、システム較正の必要性をなくします。先進の構造を持つWSK1206は、低TCR値(20ppm/℃以下)のニッケル・クロムまたはマンガン銅合金の固体金属抵抗素子が特長です。その結果Power Metal Strip構造の優れた電気的特性を維持し、1206パッケージサイズにて低い許容差と高いパルス耐力を実現します。低い抵抗値は過剰な消費電力を低減し、厳しい抵抗値許容差と低TCRは製造時または市場での測定誤差を軽減、または較正の必要性を省くことで回路精度を高め、コスト削減や最終製品の性能向上がはかれます。
WSK1206は、携帯電話の電力管理、サーバー用DC-DCコンバータ、ノートPC用VRM、リチウムイオン電池安全・管理、産業用計測機器、車載電子制御機器(エンジン、トランスミッション、アンチロックブレーキ、オーディオ、温度調節)など、すべてのタイプの電流検出、分圧、パルス回路に最適です。
本日発表された製品は、他のすべてのPower Metal Strip抵抗器と同様、全面溶接構造で、優れた電気的性能を実現します。独自のプロセス技術にて生産され、抵抗値は0.01Ω~0.05Ωと極めて低く、許容差は0.1%、0.5%、そして1.0%と非常に厳しくなっています。また、熱起電力(EMF)も3μV/°C以下と低く、動作温度範囲は-65℃~+170℃です。製品は鉛フリーでRoHSに準拠し、ビシェイ社の”グリーン”標準に適合します。


サンプルおよび製品は既にご提供可能で、量産時の標準納期は6~8週間です。


Power Metal Stripは、ビシェイ社の登録商標です。


ビシェイ・インターテクノロジー社について
ビシェイ・インターテクノロジー社はニューヨーク株式市場上場(VSH)のフォーチュン1000企業で、世界最大手のディスクリート半導体 (ダイオード、MOSFET、赤外線オプトエレクトロニクス等)および受動電子部品 (抵抗製品、インダクタ、コンデンサ等) メーカーのひとつです。 同社の部品はコンピュータ、自動車、コンシューマー、通信、軍用、航空宇宙、電源、医療等多種多様な界の製品に組み込まれています。ビシェイは革新的な製品、企業買収における優れた戦術、「ワンストップショップ」サービスで、業界のリーダーとしての地位を確固たるものにしています。 詳細は、ビシェイ社のホームページをご参照ください。http://www.vishay.com

*製品写真につきましては、下記にお問い合わせください。


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㈱イーアンドイー TEL : 0422-30-8839  FAX : 0422-30-8848
ビシェイ広報担当 e-mail : onari@e-e.co.jp








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