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第44回 東京モーターショー 2015【ボッシュ】

2015年10月26日

ボッシュが第44回東京モーターショーに出展
未来のモビリティに貢献 : 電動化、自動化、ネットワーク化の分野でボッシュが大きく前進


電動化 : 48Vハイブリッドシステムによりより多くのドライバーへ魅力的なパワートレインを
自動化 : より安全で快適な運転を可能に、アシスタンスシステム、自動運転に必要となる製品・技術を搭載した「モビリティス
 テーション」の展示
ネットワーク化 : より安全で快適な運転体験に、ネットワーク化へ2つのアプローチ
二輪車向けのソリューション:ローエンドからパワフルなマシンまで幅広い製品群


東京 — グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーであるボッシュは、第44回東京モーターショーに出展いたします。今回、ボッシュは未来のモビリティにとって重要な意味をもつ電動化、自動化およびネットワーク化の各分野における大きな前進から生まれた製品と技術を公開します。同モーターショーの一般公開期間は、10月30日(金)から11月8日(日)までとなっています。

48 Vハイブリッドシステム – 電動化が多くのドライバーにとって身近な存在に
東京モーターショーにおいて、ボッシュは48 Vハイブリッドシステムを展示します。このエントリーレベルの電動化ソリューションの魅力は、15%向上した燃費性能と、電気ブースト機能により可能となるいっそうダイナミックな加速性能です。さらに、従来の400 Vのハイブリッド車とは異なり、より安価なコンポーネントを活用することで価格も従来のハイブリッド車の数分の1程度に抑えられます。
東京モーターショーで展示するプロトタイプは、第1世代と比較し、モータージェネレーターのパワーが一段と向上しています。電気モーターは内燃機関ではなく、トランスミッションに直結されているため、モーターだけで車輪を駆動できます。この新しい特性により、電気モーターのパワーを利用した遠隔操作式パークアシストや、渋滞などの低速走行時での完全な自動運転などの機能をシステムに取り入れることができます。東京モーターショーでは、48 Vハイブリッドシステムのほかにも、プラグインハイブリッド式電気自動車(PHEV)の技術、電動クラッチシステムやアクティブペダルなどの革新技術を展示いたします。

より安全で快適な運転のために – 自動運転に必要な製品・技術を搭載した「モビリティ ステーション」
多くのドライバーに、より安全で快適な運転を提供するため、ボッシュは長年にわたりセーフティ技術の開発に取り組み、これまで数々の革新的なシステムを発表してきました。1978年に世界ではじめて電子制御式アンチロック ブレーキ システム(ABS)を市場に投入して以来、1995年には横滑り防止装置(ESC、エレクトロニック スタビリティ コントロール)の量産を開始、2000年に市場投入されたレーダーセンサーを使用したアダプティブ クルーズ コントロール(ACC)や衝突予知ブレーキシステムなど様々なセーフティシステムを開発し、35年以上にわたり、自動車の安全かつ快適な走行に寄与する技術の開発をリードしてきました。そして今後、さらなる安全性と快適性向上のため、自動運転の実現へ向けて着実にその歩を進めていきます。今日の自動化へと向かう自動車業界のトレンドは、ボッシュにとって成長の大きな原動力となっています。ボッシュのドライバー アシスタンス システムの売上高は毎年3分の1ずつ増加しており、2016年には10億ユーロを超える見込みです。ボッシュでは現在、約2,000人のエンジニアが自動運転の基礎となるドライバー アシスタンス システムの開発に取り組んでおり、その数は2年前と比べて700人以上増加しました。東京モーターショーでは、自動運転に必要とされるあらゆる技術の全体像をご覧いただくため、実際の製品を搭載した車両型の「モビリティ ステーション」を展示いたします。

ネットワーク化への2通りのアプローチ
自動車をインターネットに接続する手段として、ボッシュは主に2つのアプローチをとっています。そのひとつは、ドライバーのスマートフォンを利用した方法です。ボッシュが開発したスマートフォンを車両のインフォテインメントシステムに接続させる統合ソリューション「mySPIN」により、車両のディスプレイからスマートフォンの様々なアプリをより便利で安全に操作できるようになります。もうひとつは、車両と外部をインターネットでつなぎ指令センターとして機能するコネクティビティコントロールユニット(CCU)です。このCCUにより、緊急時の自動通報、リモート故障診断、音楽・動画などの配信、運行管理など、様々な機能の装備が可能になります。東京モーターショーでは、自動車をより安全で便利なものにする、この2つのアプローチを展示いたします。

モーターサイクル市場全体をカバーする、充実した製品ラインナップ
ボッシュは2015年4月に新しいビジネスユニット「モーターサイクル・パワースポーツ」を設立しました。日本の横浜に本部を置くこのビジネスユニットは、二輪車と四輪バギーやスノーモービルなどのパワースポーツ車両に関連するすべての事業を担い、セーフティシステム、パワートレインテクノロジー、インフォテインメントシステムやネットワーク化のための各種機器などの製品をてがけます。ボッシュにとって重要な製品群における世界の二輪車市場は、今後5年間で倍増する見通しです。ボッシュは自動車市場ですでにそうであるように、二輪車市場でもリーディングサプライヤーとなることを目指しています。二輪車用安全システムにおいて、ボッシュはすでにマーケットリーダーとなっており、1995年に二輪車用ABSを市場投入して以来、累計200万台近くのABSを生産しています。ボッシュはローエンドモデルから排気量1,000ccを超えるパワフルなマシンまで、二輪市場全体をカバーする幅広い製品ポートフォリオを揃えています。東京モーターショーでは、幅広い製品群をご覧いただけるよう、二輪車型のモデルに、実際の製品やシステムを搭載して展示いたします。

ボッシュのプレスカンファレンス

 

ボッシュ・グループ概要
モビリティ ソリューションズは、ボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2014年の売上高は333億ユーロで総売上高の約68%を占めています。モビリティ ソリューションズの売上により、ボッシュ・グループはリーディングサプライヤーの地位を確立しています。モビリティ ソリューションズは、自動化、電動化、ネットワーク化の3つの領域においてその専門性を統合させ、お客様にトータルソリューションを提供します。その事業領域は主に、内燃機関の燃料噴射テクノロジー/パワートレイン周辺機器、パワートレイン電動化の様々なソリューション、安全システム、ドライバーアシスタンス システム/自動化機能、ユーザーフレンドリーなインフォテインメントやCar-to-CarおよびCar2X通信、オートモーティブアフターマーケット向けのコンセプト/テクノロジー/サービスなどです。さらにボッシュは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)、ディーゼル用コモンテールシステムなどの重要な革新自動車技術にも対応しています。

ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カンパニーです。 2014年の従業員数は約360,000人(2015年4月1日現在)、売上高は490億ユーロ*を計上しています。事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連テクノロジーの4事業セクター体制で運営しています。ボッシュ・グループは、ロ バート・ボッシュGmbHとその子会社約440社、世界約60カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加 えると、世界の約150カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売のグローバル・ネットワークが、ボッシュのさらなる成長の基盤です。2014年に ボッシュは全世界で約4,600件の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちボッシュ・グループはコネクテッドライフに向けたイノベー ションの提供を戦略的目標に定め、革新的で人々を魅了する全製品とサービスを通じ、人々の生活の質を向上します。つまりボッシュはコーポレートスローガン である「Invented for life」-人と社会に役立つ革新のテクノロジーを生み出していきます。

さらに詳しい情報は 以下を参照してください。
www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英語)
www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英語)
https://twitter.com/BoschPresse ボッシュ・メディア 公式ツイッター(ドイツ語)
www.bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式ウェブサイト(日本語)
https://twitter.com/Boschjapan ボッシュ・ジャパン 公式ツイッター(日本語)
https://www.facebook.com/bosch.co.jp ボッシュ・ジャパン 公式フェイスブック (日本語)
https://www.youtube.com/boschjp ボッシュ・ジャパン 公式YouTube(日本語)

*公表された2014年の売上高には、現在では完全子会社化されたかつての折半出資の合弁会社であるBSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH(現在はBSH Hausgeräte GmbHに社名変更)およびZF Lenksysteme GmbH(現在はRobert Bosch Automotive Steering GmbHに社名変更)は含まれていません。








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