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さらなる効率性と加速性能を得た新しい4WDスポーツカー【ポルシェ ジャパン】

2015年10月7日


ターボチャージドエンジンと新しい4WDを備えたポルシェ911カレラ4と911タルガ4


日本.ポルシェ ジャパン㈱(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、ポルシェ911を購入されるお客様3人のうち一人以上が選ばれている4WDスポーツカーのニュー911カレラ4、ニュー911カレラ4 カブリオレ、ニュー911カレラ 4S、ニュー911カレラ 4S カブリオレ、ニュー911タルガ4、ニュー911タルガ4Sの予約受注を、2015年10月13日(火)より全国のポルシェ正規販売店にて開始いたします。

最新世代911のニュー911カレラ4と911タルガ4は、スポーツ性と快適性が向上しています。また、革新的なターボチャージドエンジンによって、さらにパワフルかつ低燃費であるとともに、改善された4WDによってダイナミクスと走行安全性が高められています。加えて、車高を10mm低く設定した標準装備のアダプティブPASMシャシー(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)によって、サーキットにおけるスポーツ走行とリラックスしたロングクルージング性がともに向上しています。カレラ4Sにオプションで用意されるリアアクスルステアは、ダイナミック性能を著しく向上します。車内の機能性は、マルチタッチディスプレイによる優れた操作性を備えた標準装備のポルシェ・コミュニケーションマネージメント(PCM)によって強化されています。

新世代911カレラの4WDモデルには、多数の視覚的デザインが施されただけでなく、独自の個性的な特徴も備えます。たとえばリアガーニッシュは、3Dデザインによって特に際立つ効果を生み出し、点灯時には奥行きのある印象を与えます。ガーニッシュは、先代と同じく44mmワイドなリアフェンダーを持つ4WDモデル特有のスタイルも強調します。さらに4灯のデイタイムランニングライトを備えたヘッドライト、リセスカバーのないドアハンドル、見直されたバーチカルルーバー付リアリッド、そして4灯の特徴的なブレーキライトを含む新型リアライトなど、新世代911モデルの特徴は4WDモデルでも共通しています。

ニュー911タルガの新しいアピアランスは、洗練されたエレガントさを強調しています。911タルガは、個性的なデザインによって、クーペともカブリオレとも違う、クラシックなタルガデザインと先進性溢れるルーフの利便性を見事に兼ね備えます。伝説のオリジナル タルガのように、Bピラーの代わりの特徴的なワイドバー、フロントシート上部のリムーバブルルーフセクション、およびCピラーなしのラップアラウンドリアウインドウを備えます。ルーフはスイッチを押すだけで開閉し、ソフトトップはリアシート後方に収納することができます。

燃費が12%向上したボクサーエンジン

刷新された水平対向エンジンには、40年以上におよぶポルシェのモータースポーツとスポーツカーの研究開発における経験に基づくターボチャージドエンジンが搭載されています。その結果、ニュー911カレラは、走行性能、ドライビングプレジャー、および効率性において最高のレベルを実現しています。911カレラ4と911タルガ4の3リッター6気筒ツインターボエンジンは、最高出力370PS(272kW)と最大トルク450N・mを発生し、Sモデルでは、最高出力420PS(309kW)と最大トルク500N・mを発生します。これによってドライバーは、先代を20 PS(15kW)上回るダイナミック性能をドライビングプレジャーとして満喫することができます。カレラ4Sの大きなパワーは、変更されたコンプレッサーを装備したターボチャージャー、専用のエグゾーストシステム、そして調整されたエンジンマネージメントによって発揮されます。

電子油圧制御を新たに採用した4WDシステム

電子油圧制御4WDを組み込んだ911カレラ4は、加速性能で初めて後輪駆動モデルを上回りました。911カレラ4のPDKとスポーツクロノパッケージ仕様車(オプション)の0-100 km/h加速タイムは4.1秒(先代比0.4秒向上)、911カレラ4Sでは3.8秒(0. 3秒向上)です。911カレラ4S カブリオレと911タルガ4のPDKとスポーツクロノパッケージ仕様車では、それぞれ0.2秒と僅かながら遅れます。最高速度は287km/hから305km/hとモデルにより異なります。
ポルシェの伝統では全ての新世代エンジンは、先代と比較してより大きな出力と低燃費を兼ね備えています。その結果、0.8リッター低減された911カレラ4カブリオレのPDK仕様車の燃費は、7.9 リッター/100kmです。最も改善されたのが1.2リッター低減された911カレラ4Sカブリオレと911タルガ4SのPDK仕様車で、平均燃費は8.0リッター/100kmに抑えられています。

918スパイダーから継承:モードスイッチを備えたスポーツクロノパッケージ

オプションのスポーツクロノパッケージと組み合わせたニュー911は、初めてハイブリッドスーパーカーである918スパイダーのステアリングホイールに由来するモードスイッチを備えます。モードスイッチは「ノーマル」、「スポーツ」、「スポーツ・プラス」、「カスタム」の4つのドライビングモードのロータリースイッチで構成されています。これによりドライバーは、PASM、ダイナミックエンジンマウント、PDKシフトプログラム、スポーツエグゾーストシステム(装備時)などを組み合わせて独自のセッティングをすることができます。モードスイッチは、PDKとの組み合わせによって、「スポーツレスポンススイッチ」と呼ばれるスイッチが追加されます。追い越し時などの場合に、このスイッチを押すと、ドライブトレーンが20秒間フル加速に達するように設定されています。このとき最適なギアが選択されて、エンジンマネージメントはいっそう鋭いレスポンスを示すように短時間調整されます。

10mm車高を低く設定された標準装備のPASMシャシー

ポルシェ911の4WDは、トラクションと走行安全性とスポーツ性能を見事に兼ね備えています。ポルシェはこの新世代911において、このコントラストをさらに調和させています。まず、電子油圧制御4WDは911ターボ由来のテクノロジーによって、さらなるスピードと感度によるレスポンスを提供します。これは、特にスポーティな走行シーンで俊敏性を損なうことなく直進安定性を高めます。見直された4WDと10mm低いPASMシャシーがさらに融合されています。911カレラ全モデルにPASMが標準装備され、高速コーナリング時の安定性を高めます。同時に幅広い特性を備えた新世代ダンパーが、その優れた応答性によって高い快適性とダイナミックな走行における安定した車体の動きを実現しています。

カレラ4Sにオプション装備されるアクティブ リアアクスルステアは、911ターボと911 GT3由来のシャシーテクノロジーで、ターンインにおける911の俊敏性と高い速度域での車線変更時の走行安定性を向上させます。同時に、最小回転径を0.4m小さくして、市街地での操縦性を高めています。918スパイダー由来の新しいステアリングホイールを介して、向上したハンドリングを楽しむことができます。ベーシックバージョンのステアリングホイールの径は375mm、オプションのGTスポーツステアリングホイールの径は360 mmです。日常時の実用性を確保するために、フロントアクスルのストラットにはリフティングシリンダーを組み込んだ油圧リフトシステムが備わっています。急勾配の車庫出口などでスイッチを押すと、フロントスポイラーリップの地上高が5秒以内に40mm上昇し、ボディ下部が路面に接触するのを防ぎます。

コネクティビティー&インフォテイメントシステム:マルチタッチディスプレイと新機能を備えたPCM

標準装備の新しいPCMは、センターコンソールの7インチマルチタッチディスプレイ周辺に新機能を集約します。スマートフォンのような操作や手書き入力が可能なナビゲーションシステムも標準装備されます。ドライバーは、エリア内とルート上の交通状況を概観することができるリアルタイム交通情報にアクセスすることができます。さらに、Wi-Fi、Bluetooth、あるいはケーブルによって携帯電話やスマートフォンを以前より簡単かつスムーズに接続することが可能です。またGoogle Street Viewなどインターネットを介したサービスを含む、幅広い機能が使用可能となります。

ニューポルシェ911カレラ4、911タルガ4シリーズ 希望小売価格 (2015年10月13日より)








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