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ドライブレコーダー『YAZAC-eye3Lite』新発売【矢崎総業】

2011年10月11日

トラック・タクシー事業者のニーズに対応し、更なる普及拡大を目指す

矢崎総業株式会社(社長:矢崎信二、資本金:31億9,150万円、本社:東京都港区)は、トラック事業者やタクシー事業者のニーズに対応したドライブレコーダー『YAZAC-eye3Lite』を開発、10月21日より全国一斉に新発売します。

新製品『YAZAC-eye3Lite』は、「YAZAC-eye3」の基本機能はそのまま継承し、接続カメラ数をターゲットの市場ニーズに対応して2個としました。
これにより、本体ベースでの導入費を3割抑えることができます。
2個のカメラは、ドライブレコーダーの基本機能となる事故画像の記録と、車内画像を記録することによる防犯機能に対応します。
さらに、「YAZAC-eye3」シリーズの最大の特長である予防安全に寄与するハザードマップの自動作成機能や、ドライバーへの警告機能も装備しているほか、周辺機器としてマイクユニットと矢崎製ETCが接続可能です。

『YAZAC-eye3Lite』の発売により、矢崎のドライブレコーダー「YAZAC-eye3」シリーズは、発売済みの「YAZAC-eye3」、デジタルタコグラフ機能内蔵の「YAZAC-eye3T」に加え、計3機種となります。
本体価格(メインカメラ、GPSアンテナを含む)は73,500円(消費税込)。
『YAZAC-eye3解析ソフト』は141,750円(同)。
販売目標は初年度10,000台(本体ベース)です。

開発背景

当社では、ドライブレコーダー「YAZAC-eye3」(2010年11月発売)と「YAZAC-eye3T」(2011年3月発売)を発売し、これまでの10ヵ月で約10,000台(本体ベース)を販売してきました。その間、運送事業者の特性や市場ニーズを分析し、今年8月には、新開発の大容量記録媒体を組み合わせて長時間記録に対応した「バス事業者専用」タイプを市場投入しました。
今回発売する『YAZAC-eye3Lite』は、トラック事業者やタクシー事業者のニーズに対応したもので、「YAZAC-eye3」の基本機能を継承しつつ、カメラ機能は事故記録機能と防犯機能に絞りました。
開発にあたっては、「YAZAC-eye3」のスペックをドライブレコーダーの必須機能と付加価値機能に層別(分類)し、設計の見直しを図りました。

カメラ接続2個、GPS、EMS機能、マイクユニット、矢崎製ETC、矢崎製デジタルタコグラフ連動、矢崎製タクシーメーター(アロフレンド24)連動は必須機能として保持。
SWU2(スイッチユニット2)連動、温度センサ接続、モニタ出力機能は付加価値機能に層別しました。接続機器は絞り込みましたが、機能は「YAZAC-eye3」と同等で導入のしやすさを追求しました。
『YAZAC-eye3Lite』の特長は、以下の通りです。

1. 導入コストを削減
・本体の標準価格は73,500円(消費税込)。

2. カメラ2個でダブル記録
・メインカメラ(事故、ヒヤリ・ハット)と車内カメラ(防犯)でダブル記録します。

3. 常時記録とトリガ記録のダブル記録
・重要シーンは常時記録とトリガ記録の両方に記録するため安心です。

4. EMS対応
・速度チャート、安全運転日報等、EMS機能が充実しています。

5. 鮮明画像
・夜間、逆光でも鮮明な画像を記録できます。

6. 機器連動
・矢崎のデジタルタコグラフ、タクシーメーター(アロフレンド24)にトリガ回数を出力します。
・デジタルタコグラフ、タクシーメーターの安全運転日報でトリガ回数を確認できます。

7. 予防安全機能の充実
・ハザードマップ、KYT(危険予知トレーニング)機能で事故削減を支援します。

『YAZAC-eye3Lite』の概要

1. 構成商品および販売価格(消費税込)
ドライブレコーダー『YAZAC-eye3Lite』 73,500円
(構成内容)①本体、②メインカメラ、③GPSアンテナ、④付属ハーネス
カラーカメラ(オプション) 18,900円
赤外線カメラ(オプション) 18,900円
音声ユニット(オプション) 6,300円
読取装置 31,500円
解析ソフト『YAZAC-eye3解析ソフト』 141,750円

2. 外形寸法
『YAZAC-eye3Lite』140(幅)×154(奥行き)×29(高さ)mm

3. 発売日
2011年10月21日

4. 初年度販売計画
10,000台/年

業務用車両の安全運行を支援する当社の取り組み

当社は、2005年にドライブレコーダー『YAZAC-eye』を発売して以来、累計で約10万台を販売してきました。「記録した画像を事故削減のために活かす」ことをコンセプトに「予防安全」を重視したドライブレコーダーを開発して参りました。
今後も当社は、運輸事業者の安全運行に役立つ製品を開発・提供し、日本の運輸業界の「安全」を見守り続けて行きたいと考えています。

2005年5月  ドライブレコーダー『YAZAC-eye』を発売。
2008年2月  カメラ分離型の『YAZAC-eye2』を発売。取り付け条件を格段に改善。
2009年4月  長時間記録型ドライブレコーダー『YAZAC-eye2L』を発売。
2009年10月  『ドライブレコーダーデータ解析サービス』を開始。
2010年11月  第3世代予防安全ドライブレコーダー『 YAZAC-eye3』を発売
2011年3月  デジタルタコグラフ内蔵型ドライブレコーダー『 YAZAC-eye3T』発売
2011年8月  長時間記録媒体『SSD128GB』を開発し、「バス事業者専用タイプ」発売
2011年10月  ドライブレコーダー『 YAZAC-eye3Lite』 を新発売

製品写真『YAZAC-eye3Lite』

本体(上)、GPSアンテナ(下右)、メインカメラ(下左)

 

解析ソフト画面(ハザードマップ)


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