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2D色彩輝度計 UA-200をリリース【トプコンテクノハウス】

2015年6月2日

〜1000分代の色度精度により自動車内外装部品の高精度管理が可能〜

㈱トプコンテクノハウスは、当社独自開発・製造の光学フィルターを搭載した高精度2D色彩輝度計UA-200を2014年10月28日より販売を開始致しました。

面計測器UAシリーズに新たにラインナップ追加となった本製品は、光学機器メーカーである当社ならではの光学技術やノウハウを最大限に活用しており、自社製の光学系に加え、新たに独自開発した高精度な光学フィルターが最大の特長となります。 この自社製光学フィルターは、製品内部の光学系特性に合わせた薄膜設計を施しており、人の目の感度である等色関数同等レベルの分光感度特性を実現しました。 これに当社が長年培ってきた独自の測光測色器における校正・補正技術を融合することで、従来の色彩輝度計を凌駕する高い色度精度(±0.008以下 多色光において)を達成しました。

近年、自動車製造メーカーやカーナビ、ランプなどの内外装部品を製造するメーカーにおける品質評価に使用する計測器への要求トレンドが、従来のスポット(点)測定から、より広いエリアを二次元(面)で測定・分析する評価方法が主流になりつつあります。 今回販売を開始するUA-200は、このような顧客ニーズに対応し、低価格ながら従来の色彩輝度計が持つ高速性と、分光放射輝度計が持つ高信頼性を兼ね備えた2D色彩輝度計となります。

今回リリースしたモデルは、当社の面計測器UAシリーズの追加モデルとなり、販売中のUA-1000Aが、開発・研究部門をターゲットとした超低輝度測定可能な高性能モデル、UA-10が工場生産・検査工程でのインライン用途をターゲットとしているのに対し、UA-200は、製品開発部門から生産部門における品質管理やインライン検査まで幅広く活用できる汎用器となります。 測定時間は輝度・色度測定で最速3秒を達成、低価格化を実現したことでお客様の生産品質管理の高度化・効率化、及び生産ライン構築のコスト削減にも貢献できます。

付属のアプリケーションソフトも本製品の発売に合わせ大幅に機能アップしており、既存のUAシリーズの機能に加え、測定対象を最大25×25に分割してのエリア別補正機能、発光エリアの自動抽出機能、任意斜角度測定対応の対角補正機能、自動車の矩形・多角形等のインスツルメントパネル評価に最適な測定エリア任意形状設定機能等、あらゆる市場・計測シーンでの活用が可能です。









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