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電気自動車用急速充電コネクタ「KW1シリーズ」を開発【日本航空電子工業】

2011年9月26日

直感的で分かり易い操作性と、業界最軽量クラスの重量を実現
電気自動車用急速充電コネクタ「KW1シリーズ」を開発

(10月4日~8日開催 CEATEC JAPAN2011に出展)

近年、世界的に電気自動車(以後、EV)の導入機運が高まる中、EV普及のキーファクターとして、公共の場においてEVを短時間で充電できる急速充電器に注目が集まり、その設置が急がれています。この度、当社はこの急速充電器に取り付けられるケーブル付きコネクタ「KW1シリーズ」を開発し、量産を開始しました。
本製品は、日本発の国際標準化が進められる※※CHAdeMO協議会認定による急速充電器に対応しており、JEVS G 105(1993)規格に準拠しています。一般ユーザーが使用することから、レバー等を使わない直感的で分かり易い操作性と十分な安全性に配慮しました。また軽量化を追及し業界最軽量クラスを実現、柔軟性を高めたケーブルと合わせて充電時の取り回し性を高めています。今後の海外でのCHAdeMO方式の充電器の普及を睨み、対応するUL、CEの取得を予定しており、現在ULに関しては認証取得申請中です。

本製品の開発にあたっては東京電力株式会社殿、国内外の充電器メーカーや自動車メーカー各社からの意見を取り入れ、先行メーカー製にはない独自の機構やデザインを有しており、業界でのNo.1となることを目指しています。これまでに大手の急速充電器メーカーに採用され既に納入を開始しております。
当社では、来る10月4日より千葉幕張メッセにて開催されるCEATEC JAPAN 2011に本製品を出展します。

※ EVの充電には、主に家庭や駐車場で交流(100Vまたは200V)にて行なう「普通充電」と、公共の場において直流(500V)にて短時間で行なう「急速充電」がある。コネクタ規格は異なる。
※※ CHAdeMO(チャデモ) : CHAdeMO協議会が標準規格として提案する急速充電器の商標名

特長

直感的で分かり易い操作性
従来製品に見られる複雑なレバー操作を無くし片手での操作を実現。EVへの接続は車両側インレット(充電器受け口)に嵌合面を合わせて押し込み、離脱はリリースボタンを押して引き抜くだけと、普通充電コネクタと同様の簡便な操作で抜き差しが可能。

重量は業界最軽量クラス、女性や高齢者でも容易に扱える軽快な取り回し性
材料の見直しにより軽量化を図り、コネクタ単体重量は約1kgと業界最軽量クラスを実現。加えて、軽量かつ柔軟性の高いケーブルを適用し、充電の際に感じるケーブルの重量感を軽減。

一般ユーザーの使用を考慮し十分な安全性を確保
CHAdeMO協議会の仕様書に基づき充電中は電磁的にロックが掛かりコネクタの引き抜きが不可。また、コネクタが完全に嵌合していない状態での充電を防止するため、ユーザーの見やすい位置に嵌合/非嵌合の状態を表示、非嵌合状態では電気的に制御ラインを遮断することで充電できない機構を採用。

緊急時の現場メンテナンスを可能とするため、エマージェンシーカバーを採用
コネクタ側壁の一部を特殊工具で取り外し可能とすることで、緊急時にコネクタ嵌合状態でも内部の確認・保守作業が可能。

厳しい屋外使用環境に耐える高耐候性材料を使用
コネクタを構成する重要な金属部品にはステンレス材、外部モールドには高耐候性材を使用。また、ケーブルは急速充電器での使用に適したUL規格への対応を予定。

適用市場

電気自動車用急速充電器(CHAdeMO方式)

一般仕様

極数 : 電源2極、信号7極
定格電流 : 電源150A、信号3A
定格電圧 :  DC500V
絶縁抵抗 : 100MΩ以上
耐電圧 : AC2,200V/1分間
耐久回数  :  10,000回以上
嵌合操作力 :  90N以下
使用温度範囲 : −10℃~+40℃


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