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『人とくるまのテクノロジー展2015』出展概要【サンドビック・マテリアルズ・テクノロジー】

2015年4月22日

『人とくるまのテクノロジー展2015』(5月20〜22日、パシフィコ横浜・展示ホール)で皆様をお待ちしています

ぜひ、小間番号256のサンドビック・マテリアルズ・テクノロジーまでお越しください。サンドビックは、この『人とくるまのテクノロジー展2015』で、さらに高いGDIエンジンの圧力に向けたシームレス・ステンレス鋼管をご紹介します。



サンドビックは、5月20〜22日に横浜で開催される公益社団法人自動車技術会(JSAE)主催『人とくるまのテクノロジー展2015』に参加し、自動車産業をリードする専門技術者の皆様がこれからの自動車走行性を高めるべく取り組んでおられるのを、革新的技術を通じてご支援したいと考えています。

そこでサンドビックでは、新開発のシームレス・ステンレス鋼管材料PressurfectおよびPressurfect XPを出展します。いずれの材料も、ガソリン直噴(GDI)エンジンのより高い燃圧に対応できるよう設計されています。両材料は、小間番号256のサンドビック・ブースでご覧いただけます。

Pressurfectシームレス・ステンレス鋼管は、孔食やクラッキングを生じることなく、燃圧に対してもっと高強度で安全に対応できるよう設計しました。この標準Pressurfect™がフィーエル・レールやフィーエル・ライン向けに設計されたオーステナイト系クロム-ニッケル鋼であるのに対し、Pressurfect™ XPは、より要求の厳しいフィーエル・レールやフィーエル・ライン用途に向けて設計した二相系ステンレス材料となっています。

サンドビックの自動車関連製品マネージャJari Ponsiluomaは次のように話しています。「当社サンドビックは、毎年、GDI燃料システムの圧力が倍増していることに注目しています。そこで、それぞれのPressurfect™材料には、このように現在も、また将来的にも増加していく圧力のもとで優れた性能を発揮するよう高い耐腐食性をもたせました。さらに材料組成の質を高めて、全ライフサイクル・コストを抑えることも可能にしました」。

Pressurfect™には、さらなる利点もあります。GDIシステムでの動作圧力が同じでも、肉厚を薄くできることです。そのため、お客様には配管系部品の重量削減による費用効果が生まれます。この鋼管では肉厚0.89〜3.0mmのものがあり、20℃での公差は±10%となっています。

Jari Ponsiluomaは次のように続けます。「サンドビックは、GDIシステム・メーカーの皆様が、表面性状を始めとするその他のパラメータについて、非常に具体的な仕様を設けていることも承知しています。そこでサンドビックは、これらのPressurfect™材料に高い加工性を与え、その被削性やろう付け特性でお客様からの貴重なフィードバックに応えました。

「そのため、エンジン設計者の皆様は、さらに効率的なGDIシステムを設計でき、より厳しくなる将来の規制にも対応いただけます。サンドビック・オートモーティブ・グループは、自動車産業に特有な仕様を満たすために広範な取り組みを行い、すべての生産ロットに対して、一貫した品質とトレーサビリティを実現しています。また、当社R&D部門は引き続き、お客様とともに、次世代GDIシステム以外の将来的なアプリケーション分野に向けても製品の研究と開発に努めてまいります」。


サンドビック・マテリアルズ・テクノロジーの詳しい情報につきましては、Webサイト http://smt.sandvik.com/pressurfect/をご覧ください。


サンドビック・マテリアルズ・テクノロジーは、もっとも要求の厳しい使用環境に向け、先進のステンレス鋼および特殊合金による製品の開発と生産で世界をリードしています。さらに、産業用加熱装置に向けた製品やシステムも開発・製造しています。








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