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ベトナム子会社Aureole unit-Devices Manufacturing Service Inc.工場の竣工および製造開始に関するお知らせ【三谷産業】
2015年3月26日
昨年10月よりベトナムにて建設を進めてまいりました車載用樹脂成形品・複合ユニット製品製造会社であるAureole unit-Devices Manufacturing Service Inc.（以下ADMS社と略します）の工場が、本年3月6日に竣工し、車載用樹脂成形品の製造を開始いたしましたのでお知らせいたします。
なお、工場の竣工式は本年3月28日に執り行い、今後、本年7月の本稼働に向け、Aureole Business Components＆Devices Inc.（以下ABCD社と略します）ドンナイ工場より金型および成形機の移管を進めてまいります。
ADMS社は、昨年8月に、富士通㈱の子会社であるFujitsu Computer Products of Vietnam,Inc.（以下FCV社と略します）との共同出資（出資比率：当社68％ FCV社32％）で設立した車載用樹脂成形品・複合ユニット製品製造会社であります。
ADMS社工場外観
当社グループでは、ベトナム子会社であるABCD社が、ベトナム南部のドンナイ工場およびベトナム北部のハイズン工場の2拠点で主に車載用樹脂成形品の製造を行っており、ドンナイ工場では金型製造も行っております。
また、平成9年より、ベトナム化学品子会社であるAureole Mitani Chemical＆Environment Inc.を通じて、FCV社に化学品の供給を安定的に行っており、ここ数年は、ABCD社とFCV社の協業により医療機器向け複合ユニット製品の製造に取り組んでまいりました。
一方、ABCD社の主要顧客からの要請である現地調達率向上に寄与するためには、より難易度の高い電子部品と樹脂成形品を組み合わせた車載用複合ユニット製品への取り組みを推進する必要がありました。
そのためには、ABCD社およびFCV社それぞれが保有する技術・ノウハウを集約し、樹脂成形品の製造からプリント基板ユニット組み立ておよび最終検査までの一貫生産体制を構築することにより、生産性・技術レベルの向上、トータルリードタイムの短縮を図ることができるとの判断のもと、ADMS社を設立したものであります。
ADMS社では、車載用の樹脂成形品および新規ビジネスである複合ユニット製品の製造を行ってまいります。ABCD社ドンナイ工場では、車載用樹脂成形品・金型製造を継続するとともに、樹脂成形品製造の技術育成を図るためのトレーニングセンターおよび量産に向けた生産準備・検証を行うトライアルセンターの設置を進めてまいります。
なお、平成30年3月期の樹脂・エレクトロニクス関連事業の売上高については、平成26年3月期売上高比の約2倍を目指してまいります。また、平成27年3月期の連結業績に与える影響はありません。
＜ADMS社の概要＞
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