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新型「Polo」に待望のスポーツモデル、「Polo GTI」登場、発売を開始【フォルクスワーゲン グループ ジャパン】

2015年2月10日

1.8リッターTSIエンジンを搭載し、パワーも装備もアップしたコンパクトホットハッチが登場

フォルクスワーゲン グループ ジャパン ㈱(代表取締役社長:庄司 茂、本社:愛知県豊橋市、略称:VGJ)は、昨年8月から国内販売を始めた新型「Polo(ポロ)」シリーズのトップグレードとなるスポーツモデル、新型「Polo GTI(ポロ ジーティーアイ)」を発表し、本日から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで販売を開始します。
新型「Polo GTI」は、新たに1.8リッターTSIエンジンを搭載することで、前モデルに対して+12馬力となる192馬力の性能を有すると共に、燃費は+4%となる17.2km/ℓ(JC08モード)に向上しています。 ボディカラーはピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、フラッシュレッド、リフレックスシルバーメタリックの全4色で、全国希望小売価格は、3,342,000円(税込)です。
なおVGJは、今後もお客様に“Fun to Drive”なフォルクスワーゲン車をお届けするために、今回発売する7速DSGモデルに加え、マニュアルトランスミッション(MT)仕様車の年内導入を予定しています。

新型「Polo GTI」の大きな特徴は、① 日本の道路環境に適した5 ナンバーサイズ(全長:3,995mm、全幅:1,685mm、全高:1,445 mm*1)というコンパクトなボディに秘められたトップクラスのスポーツ性能、② 新型「Polo」から採用された最新の安全・快適装備、③ スポーツ性能とともに高められた環境性能、④ さらに精悍さを増した内外装、そして、⑤ 豊富なオプションアイテムです。これらの特徴については、下記をご参照ください。
*1 フォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム装着車の全高は1,455mm。

「GTI」の称号は、フォルクスワーゲンのスポーツモデルに与えられる「伝統のグレード」名称で、その起源は1976年に登場した初代「Golf GTI」に始まります。それ以来、時代の最先端をゆくフォルクスワーゲンのテクノロジーを惜しみなく投入し、フォルクスワーゲンの多くの技術者とデザイナーたちが、熱い思いを込めて作り込んできた「GTI」は、現在、その直系である「Golf」に加え、1998年からは「Polo」にもラインアップされています*2。こだわりのあるメカニズムやひと目で「GTI」と判る外装、お客様とともに築き上げてきた「GTI」という比類なきブランド力を持つ「GTI」シリーズは、スポーツモデルファンのみならず、ブラックで統一された内装トリムとチェック柄のシートという「GTI伝統」の内装も人気を集め、日本では女性にも人気のある「憧れのブランド」になっています。
*2 2000年代初頭には、より小型の「Lupo」にも「GTI」が設定されていました。日本導入は2003年、累計販売台数は1,999台。

① トップクラスのスポーツ性能
日本の道路環境に適した5ナンバーサイズというコンパクトなボディが大きな魅力のひとつである新型「Polo GTI」は、これまでの1.4リッターTSIエンジンに代わって、新たに1.8リッターのTSIエンジンを搭載しています。前モデルの1.4リッターTSIエンジンが、2個の過給器(スーパーチャージャー+ターボチャージャー)を装着していたのに対して、今回の1.8リッターTSIエンジンは、低回転域から俊敏に反応する小径タービンを用いたシングルターボ方式を採用。
最高出力は、1.4リッターTSIエンジン比で+9kW(+13PS)となる141kW(192PS)に強化しています。最大トルクは前モデル同様、250Nmとなっていますが、この最大トルクについては、発生回転数をこれまでの2,000/rpmから1,250rpmまで大幅に引き下げたことで、発進直後から力強いスタートダッシュを実現するとともに、0-100km/h加速も6.7秒と、2年連続で世界ラリーチャンピオンシップ(WRC)に輝いたラリーマシンのホモロゲーションモデル「Polo RWRC(同6.4秒:日本未導入)」に迫る俊足を誇ります。そして、この強大なパワーとトルクは、通常の「Polo」よりも15mm低くなるスポーツサスペンションによって、一般道ではしなやかに、ワインディングロードでは路面に食いつくような走りをドライバーに提供します。このように新型「Polo GTI」は、6,200rpmから始まるレッドソーンまでスムーズに吹け上がるエンジンを存分使いこなしてスポーティに走れる「非日常性」と幅広い領域で得られる豊かなトルクによって、低速(街中)から高速走行まで快適に走れるという高い「日常性」の双方を兼備した、まさに、フォルクスワーゲンならではの全方位リアル コンパクト スポーツ カーです。

② 最新の安全・便利装備
新型「Polo GTI」も、ドイツ車らしい頑丈なボディ構造に加え、数多くの安全装備を備えています。2時間を超える長距離運転やドライバーの疲労を感知すると、警告音と警告灯で休憩を取るように促すドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”や、万が一、追突された場合、時速10km/h 以下になるまで自動ブレーキで減速させ、追突による二次被害を軽減するマルチコリジョン ブレーキシステムを標準装備しています。また、便利装備としては、車両後方の状況をモニターに映し出すリヤビューカメラ“Rear Assist”と、雨滴を感知して自動的にワイパーを作動させるレインセンサー、オートライトシステムなどを標準装備しています。

③ スポーツ性能とともに高められた環境性能
新型「Polo GTI」に搭載する新しい1.8リッターTSIエンジンには、「Polo GTI」では初となるアイドリングストップ機能“Start/Stop system”とブレーキエネルギー回生システムで構成される「BlueMotion Technology(ブルーモーションテクノロジー)」を標準装備しています。これに、電光石火の速さでギアチェンジを行い、エンジンの性能を効率よく引き出し、俊敏かつ爽快なドライビングを実現する7速DSGを組み合わせています。これにより新型「Polo GTI」のJC08モード燃費は、前モデル比+4%となる17.2km/ℓを達成。ドライバーは自らの意思で、スポーティな走りから日常使用におけるエコドライブまでという幅広い楽しみ方で、新型「Polo GTI」を自由に操ることができます。

④ 精悍さを増した内外装
◇外装 :
新型「Polo GTI」のフロントには、左右に大きなエアインテークが付いた専用バンパーを装着しています。「GTI」伝統のハニカム構造のラジエターグリルには、水平に伸びた一本の赤いラインとシルバーに輝く「GTI」バッチが飾られています。このフロント部分での大きなトピックは、フォルクスワーゲンでは初となるLEDヘッドライトがオプション設定されたことです。ポジションランプを含むロー・ハイビームのすべてがLEDとなり、特に夜間になると強い存在感を放ちます。ライト関係では、このほかにも、フロントとリヤにフォグランプを標準装着することに加え、リヤ コンビネーションランプは精悍さを一層際立たせるダークレッドテールライトを装着しています。一方、サイドビューで最初に目に飛び込んでくるのが、新たにデザインされた17インチアルミホイールと赤く塗られたレッドブレーキキャリパーです。そして、左右のフェンダーには、現行の「Golf GTI」から装着された「GTI」ロゴが取り付けられています。リア部分にかけて「Polo GTI」であることを強く主張しているのは、リアハッチゲートの上部に取り付けられた専用のリヤスポイラーとクローム仕上げのデュアルエグゾーストパイプです。もちろん、リヤバンパーも「Polo GTI」専用で、フロントバンパー同様、左右下部にブラックのスプリッターを装着しており、ナンバープレートの下部には、ブラックのディフューザーが装着されるなどスタイリングも全方位でスポーツマインドを掻き立てます。

◇内装 :
内装も「GTI」の伝統に則り、天井、ピラー、ドアの内張りがブラックで統一され、タータンチェックのシートを装着しています。ただし、この新型「Polo GTI」のシート生地(ファブリック)はデザインは一新され、専用のタータンチェック柄となりました。シートのパイピングをはじめ、シフトノブとハンドブレーキレバーには、伝統の赤いステッチが入っています。
このほかにも、メータークラスター、ドアトリム(クロームモール入り)、パドルシフト付きのレザー3 本スポークマルチファンクションステアリングホイール、ドアシルプレートなどが、「GTI」の専用装備として装着されています。

⑤ 豊富なオプションアイテム
新型「Polo GTI」は、「Polo」シリーズの最高峰に位置するスポーツモデルとしてさまざまな装備を満載していますが、さらに、快適にお乗りいただけるよう、多彩なオプションアイテムを設定しています。







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