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プリウスの国内累計販売台数が100万台を突破【トヨタ自動車】

2011年9月12日

トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)は、日本国内での「プリウス」の累計販売台数が、本年8月末までに約102万台と、100万台(トヨタ調べ)を突破したと発表した。

トヨタは、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売し、2000年からは、北米や欧州など海外でも販売を開始した。2003年には2代目「プリウス」を発売。さらに2009年には3代目となる「プリウス」を発売し、現在では日本をはじめ、北米を中心に世界で約70の国・地域で販売している。全世界での累計販売台数は、本年8月末で約236万台に達している。

2009年に発売した3代目「プリウス」は、システム全体の90%以上を新開発したハイブリッドシステム「リダクション機構付のTHSII*1」を搭載し、世界トップ*2となる燃費性能38.0km/L*3と2.4L車並の動力性能の両立を実現。さらに、標準の走行モードに加え、走行シーンにあわせて選べる3つのドライブモードを設定するとともに、「ソーラーベンチレーションシステム」をはじめとする先進装備の採用など、時代をリードする「プリウス(ラテン語で“先駆け”)」の名に相応しい革新的な進化を遂げた。
また、本年5月には、5名乗車の2列シート車と7名乗車の3列シート車の2タイプを設定した「プリウスα(アルファー)」を発売し、ラインアップを拡充。3列シート車には、トヨタのハイブリッド量産車として、初めてリチウムイオン電池を採用したほか、燃費性能は31.0km/L*4を実現。乗る人の多様なライフスタイルに応えるハイブリッド車の新たな可能性を提示した。

トヨタは、環境への対応を経営の最重要課題のひとつと位置付け、ハイブリッドシステムをキーテクノロジーとして、プリウスを中心とした環境対応車の普及に向けて積極的に取り組んできた。今後もこのシステムの高い応用性を活かし、ハイブリッド車はもとより、プラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池自動車など、次世代の環境対応車の開発・実用化のため、積極的な取り組みを展開していく方針である。

プリウスの国内販売台数  *トヨタ調べ

*1 THSII : TOYOTA Hybrid SystemII
*2 量産ガソリン乗用車での比較。2011年8月現在。トヨタ自動車調べ
*3 10・15モード走行燃費。国土交通省審査値。JC08モード走行燃費は32.6km/L(Lグレードの場合)
*4 10・15モード走行燃費。国土交通省審査値。JC08モード走行燃費は26.2km/L


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