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ドイツGeräte- und Pumpenbau GmbH Dr. Eugen Schmidtの買収完了と新子会社概要【日本電産】

2015年2月3日

日本電産㈱(以下、「当社」)は、平成27年2月2日に、子会社のNIDEC MOTORS & ACTUATORS(GERMANY)GmbH( 以下、「NMA(G) 」) を通じ、Geräte- und Pumpenbau GmbH Dr. Eugen Schmidt(以下、「GPM」)の持分100%について、GPMの創業家からの取得 (以下、「本件」)を完了致しました。
GPMは当社グループ会社となりましたので、その概要についてお知らせ致します。


1. 新子会社概要
① 会社名     
ドイツ : NIDEC GPM GmbH
ブラジル : NIDEC GPM do Brasil Automotiva Ltda.
中国 : 尼得科盖普美车用泵(苏州)有限公司
   (英語社名) NIDEC GPM Automotive Pumps (Suzhou) Co. Ltd.
アメリカ : NIDEC GPM North America Corporation

② NIDEC GPM GmbH の概要
(1)本社所在地 : マーベルスロッド(ドイツ テューリンゲン州)
(2)役員 :
取締役CEO    Olav Schulte(オラフ・シュルテ NMA(G) CEO)
取締役(非常勤)  呉 文精(当社代表取締役副社長執行役員)
取締役(非常勤)  早舩 一弥(当社取締役専務執行役員)
取締役      Ales Starek(アレス・スターレック NMA(G) CFO)
取締役      Michael Grellmann(ミヒャエル・グレルマン)
(3)主要拠点 : ドイツ(マーベルスロッド)、
        ブラジル(インダイアトゥーバ)、中国(蘇州)、
        アメリカ(ミシガン州トロイ)
(4)事業内容 : 乗用車・商用車向けポンプおよびモジュールの開発・製造・販売
(5)従業員数 : 1,002人(2014年12月31日現在)


2. 今後の運営方針
GPMは、欧州市場におけるトップクラスのシェアを有する、ウォーターポンプやオイルポンプ、モジュールポンプの開発・製造・販売を手掛ける車載用ポンプメーカーです。
世界的なCO2規制強化トレンドの下、自動車OEMによるアイドリングストップ機能搭載車、ハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)等の需要が急速に拡大する中で、モータを動力とする電動ウォーターポンプ(EWP)や電動オイルポンプ(EOP)の飛躍的な需要拡大が見込まれます。当社のモータとGPMのポンプを組み合わせることで、成長が見込まれる電動ポンプ市場へ大きく一歩を踏み出すことが可能となりました。
GPMの有する技術を活かし、当社グループの目指しているモータ単体からモジュール化・システム化に対応したビジネスへの展開を更に進め、顧客ニーズに応える高付加価値ビジネスへのシフトを加速して参ります。


3. 今期の業績に与える影響
今後の業績に与える影響につきましては、詳細が確定次第、証券取引所における適時開示規則に基づき適切に公表し、業績予想の修正がある場合には改めてお知らせ致します。








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