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駐車支援システム製品および周辺監視システム製品でカラーユニバーサルデザイン認証を取得【アイシン精機】

2011年9月6日

当社は、色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの方に見やすいよう配慮した色・デザインを実現し、駐車支援システム製品および周辺監視システム製品で、カラーユニバーサルデザイン(CUD)認証を取得しました。

色覚には個人差があり、同じ色でも人によって見え方が異なることがあります。視力に影響しない先天的なものとして主にP型とD型の2種類があり、日本人では男性の5%ほど、欧米では全体の7~10%ほどの方がP、Dどちらかのタイプ(いわゆる色弱者)と言われています。

当社では、2006年より社外機関と協力しながら、ディスプレイ上で3色の線(ガイドライン)によって車両の後方駐車を支援するシステム製品(バックガイドモニター)において研究・開発を進めてきました。研究における調査では、ガイドラインにおいて色の識別性の高い組み合わせがわかり、現行(赤/黄/緑)から新色(黄みの強い赤/より濃い黄/青)に変更しました。また、線の幅を太くし、影を付与することで、ガイドライン自体の認識性を向上させました。

今回のCUD認証を取得した製品は、9月5日にトヨタ自動車株式会社が発表した新型カムリのオプション品として搭載されております。

 

 

 

 



※NPO法人のカラーユニバーサルデザイン機構による認証で、色覚の個人差を問わず多くの方にとって見やすく、わかりやすい配慮をした製品に対して認定されます。

従来製品

CUD認証を取得した製品


※UDing シミュレーターを用いて変換。UDing シミュレーターは東洋インキSCホールディング株式会社の登録商標です。


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