サーモグラフィ、データロガー、モニタがオールインワン！ 「プレクスロガーサーモ」PLTシリーズ

概要

「プレクスロガーサーモ」PLTシリーズは、サーモグラフィで撮影した温度分布映像と、センシングしたアナログ信号を波形データとして本機1台で同期記録できる「プレクスロガー 」製品群のサーモグラフィモデル。

温度分布の変化やむらの現象解析が可能で、熱設計・対策のR&D現場における評価・不具合解析作業を飛躍的に効率化します。

特徴

プレクスロガーだからできる！「3つのカンタン」

①記録・解析がカンタン
サーモグラフィとデータロガーがオールインワン。
非接触で広範囲の温度変化の記録が可能で、移動・回転体でも測定できます。
また、同期記録した制御信号やセンシングデータ等の情報をもとに、対象物の温度変化との因果関係をカンタンに複合解析することができます。

②記録がカンタン
対象物の温度変化から、決定的現象の前後を自動記録できる「トリガ記録機能」を搭載。

異常な温度変化の検証データ収集がカンタンに行えます。

③使い勝手がカンタン
カメラヘッドの切り替えでハイスピードカメラとしても使える「マルチカメラ機能」を搭載。

シンプルな操作パネルで、サーモグラフィ／ハイスピードカメラを部署の垣根を越えて誰でもカンタンにお使いいただけます。


＜主な活用シーン＞

【開発現場】

■バッテリシステムの熱設計（温度制御・放熱冷却等）
■エンジン駆動時のマフラー等の車体パーツの温度分布やひずみの評価
■カーエアコン　コンプレッサーの冷却制御設計　等


【製造現場】

■自動車製造プラント設備の遠隔温度監視
■モータを使用したアクチュエータの温度評価
■切削・研削加工における刃の送り速度と温度の相関解析　等


その他の製品特徴

■-40～500℃の温度分布を、60コマ/秒で撮影可能

■記録したサーモグラフィ映像・波形データを詳細解析できる
　解析ソフトウェアを標準添付
　（温度測定、レポート作成、AVI/CSV出力等）

■データロガーは4CH標準実装。
　「HIOKI メモリハイコーダシリーズ」との連携で多チャンネル拡張も可能
　（オプション）

■電源が取れない場所でも、バッテリーユニットで
　最長2時間まで使用可能（オプション）