構造試験
構造試験 – LMS Test.Lab Structures
概要
主に部品単位で行われていた実験モーダル解析は、近年、アセンブリ状態への適用範囲が広がっています。また、開発期間の短縮化に伴い、プロトタイプや実験室を使用できる時間が限られています。LMS Test.Lab Structuresは、このような環境の中でも、短時間で精度の高い実験モーダル解析を行うためのソリューションを提供しています。
主な適用範囲：
・周波数応答関数測定： ハンマー加振、シェーカー加振
・実稼動変形形状によるトラブルシューティング
・実験モーダル解析と実稼動モーダル解析
・構造変更シミュレーション
・剛体特性の計算
・サイン加振
・ノーマルモード試験
特徴
・インパクト試験 - ハンマー加振によって周波数応答関数を測定
・スペクトル試験とソース制御 – シェーカー加振試験によるモーダル試験ソリューションを提供
・モーダル解析 - 最小二乗複素指数法とPolyMAXのカーブフィット手法を利用したモーダル解析
・実稼動モーダル解析 - 応答データだけからのモーダル解析が可能
・構造変更予測 - モーダルシステム合成手法を用いて機械構造の動的挙動に対する要素の構造変更の影響を評価
・MIMOサインスイープ試験 - 大規模で複雑な構造物の加振実験向けソリューション
・MIMOステップサイン試験 – 加振周波数をステップで変えながら加振実験を行う、減衰の小さい構造物にも適用可能な試験
・MIMOノーマルモード試験 – 構造物がノーマルモードの状態になるようチューニングを行うモーダル試験
・実稼動変形形状＆時間軸アニメーション – 構造物の実稼動状態における変形パターンの可視化
・剛体特性試験 - 重心、慣性モーメント、慣性主軸などのパラメータを抽出できるFRF測定法を提供
