高速モータベンチ

概要

EVモータ、オルタネ－タなどの高速回転が必要な供試体の各種試験に対応したモータ試験機です。
機械的な増幅ではなくダイレクトドライブですので、省スペース・省エネルギーな機械設計です。
要求仕様に合わせ、カスタマイズ製作可能です。
モータシミュレータ、バッテリーシミュレータとの組み合わせも可能です。

試験用途
傾斜ベンチ、性能試験、耐久試験
駆動/吸収の2軸以上の多軸ベンチ
NVH(Noise,Vibration,Harshness)試験装置

特徴

・超低慣性油冷モータ
　超低慣性モータを使用（150kWで0.0578kgm^2(J)）
　高応答、高剛性モータ（危険速度　39,000rpm以上）
　4ポールで実現（15,000rpmタイプ）

・豊富なノウハウを元にした機械設計
　高剛性軸構成
　供試体・試験用途に応じた機器の選定
　高精度、制振性、遮音性、振動絶縁を考慮した機械

・高性能ドライブ
　高応答、低騒音、低振動、低リプル
　スペースベクトル制御
　高い電流周波数　最大800Hz

仕様
モータ容量：15kW～300kW
最高回転数：15,000～25,000rpm