疲労耐久試験装置
クラッチ耐久試験装置
概要
乗用車のAT変速機用クラッチの耐久試験を目的として開発された試験装置です。クラッチにかかるトルクと温度を再現することができます。回転入力機構には、シングル・ベーン式のMTS 215シリーズ ロータリー加振機を採用、高周波領域までの加振にも極めて安定した制御性能を発揮します。更に最新のデジタル制御により回転時に発生する供試体と共に回転する冶具のイナーシャ成分を補償することにより正確なトルク入力が可能となります。業界標準となっている当社のシミュレーション・ソフトウェアであるRPC Proを組み合わせることにより実動波のシミュレーション試験が可能となります。
特徴
仕様
加振トルク 2000 N-m
加振周波数 DC〜50Hz
加振角変位 ±70 deg.
加振角速度 2000 deg/sec
設備
設備条件 W1100×D800×H1400 (mm)
必要設備 AC400V 三相 90kVA
冷却水 60ℓ/min @32℃
納期 8ヶ月
メンテナンス 1年毎