疲労耐久試験装置

多軸ブッシング耐久試験装置

概要

多軸ブッシング耐久試験システムは、車両用ブッシングやサスペンション部品を実際に使用される環境で耐久試験を実施することが可能です。

特徴

耐久試験サイクルを通して試験片の剛性、ダンピングなどの特性をモニターし、どの時点で試験片が機能不良に達したかを正確に把握することができます。またオプションのシミュレーションソフトウェアにより、MTS RPC® (Remote Parameter Control)フォーマットのファイルでの試験が可能です。

本試験システムでは最大5自由度をもつ構成が可能です。供試体への入力は動的捩り及びラジアルの入力、ブッシング軸への静的なオフセットの入力、静的又は動的なこじり入力が可能です。(入力については下図をご参照ください。)試験機フレームの試験片取り付けエリアは177mm±63.5mmの範囲で調整可能であり、外径:82.5mm、内径:12.5mm〜30mmのブッシング用のアダプターに最適です。さらに試験システムのサイズは縦61cm横71cm高さ122cmと非常にコンパクトなサイズに設計されています。

■仕様
上下荷重 ±50kN
上下変位 ±25mm
トルク ±550Nm
角変位 ±45°

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