モデル353.20多軸シミュレーション・テーブル（MAST)

概要

モデル353.20多軸シミュレーション・テーブル（MAST)は、100Hzまでの高周波領域での自動車部品及びサブ・システムのシミュレーション試験をターゲットに設計されました。353.20 MASTでは時歴データを用いた耐久試験、また自動車の広範囲な振動・騒音テストが可能です。

特徴

モデル353.20は特別に設計された逆アーチ型に組み付けられた6本のアクチュエーターにより6自由度の制御を行うことが可能です。6自由度の制御は上下、左右、前後、ピッチ、ロールおよびヨーに設定されます。

高度な剛性を備えたアクチュエーターは、特許出願中の高周波スイベルとストラットを介して直径2メートルのテーブルに組み付けられます。装置はコンパクトな設計となっており、設置場所を最小限に抑えます。

353.20 MASTはRPC® ソフトウェアとの親和性も優れており、実時間路面負荷履歴を再現した疲労試験や振動・騒音試験を容易に行うことが可能です。