燃料電池評価装置

燃料電池評価装置

概要

実用化に向けた研究開発をサポートする燃料評価装置

[Fuel Cell Evaluation Equipment]
流量・加熱・加湿・圧力・冷却水温度制御装置などを組み込んだ燃料電池評価装置。
単セルからフルスタックまで、ニーズに合わせて専用設計します。

燃料電池評価装置
燃料電池評価装置は、燃料電池を開発・評価するために、さまざまな条件を変化させ、電池の性能を評価するものです。
制御する項目には、燃料電池へ供給する水素ガス及びエアーの圧力・流量・温度・湿度、発電時の発熱を吸収する冷却水の温度・流量、燃料電池から排出される生成水の回収、発電の電子負荷(放電)量などがあります。
装置全体の制御ソフトウェアとしてグラフィカルプログラミングソフトウェアにより実現しています。

・流量制御装置
 流量制御には、高性能マスフローコントローラーを使用しています。
 独自の制御プログラムにより、滑らかなスイーブを実現。
 流量を高精度かつ滑らかに制御します。

・加湿・加熱装置(安定した露点を実現します)
 加湿方式は、バブラー式加湿を採用しています。バブラー水冷却システムにより、
 試験ごとにバブラー水を冷やす時間を短縮することができます。

・生成水回収装置
 生成水回収装置のオプションを付けることにより、生成水を回収できます。
 生成水回収量の計測は、差圧計測方式を採用しています。

・冷却水制御装置
 冷却水とLLCに対応。循環ラインと供給ライン2系統の流量バランスにより、
 供給流量を制御します。

特徴

燃料電池評価装置詳細

・燃料電池の発電能力に合わせて、単セルからフルスタックまで幅広いラインナップ(専用設計)

・無人連続運転にも対応可能な、さまざまなインターロックによる安全設計

・流量制御
 高性能MFCの組合せによるワイドレンジ(max/1:500)及び 高精度(RS±5%かつFS±1%)

・加熱制御
 応答性:常温→120℃ 30分以内、精度±0.5℃

・加湿制御
 応答性:露点温度△T10℃ 2分以内(極小流量除く)、精度±1℃

・圧力(背圧)制御
 応答性:△P50KPa 30sec以内(極小流量除く)、精度±2KPa

・冷却水温度制御
 精度±1℃

・多彩なオプション
 窒素ガスブレンド、生成水回収機能、低温・高温対応、低露点、 イオン交換器、自動パターン運転、CAN通信による外部機器との接続、等々

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