モバイル型アイマークレコーダ EMR-9

概要

新型アイマークレコーダEMR-9は従来のEMR-8Bコントローラ部と記録部（DVカメラ等）を一体化し、大幅な小型軽量化を実現しました。これにより被験者へのコントローラ部装着が可能になり、特にフィールドでの使用において重量やケーブルの負担から解放され、より自然で自由に動き回ることが可能になりました。

特徴

●ヘッドユニットは帽子タイプ両眼150g、グラスタイプは両眼75g、コントローラは本体質量590gを実現しました。
●本体内のSDカード（当社指定）に約1時間分のアイマーク映像、音声、計測データを保存可能です。
●標準システムは、片眼／両眼モデルともに60Hzのサンプリングが可能です。さらに最高240Hzのサンプリングが可能なモデルを用意しました。
●視野映像上にはアイマークだけでなく、軌跡、停留点をリアルタイムでビデオ出力可能です。
●アイマーク停留時間、瞳孔径、1秒間の瞬目回数等あらかじめ設定された条件発生時にコントローラ本体からTTL信号を1ch出力可能です。
●この機能により他システムへのトリガー機器として応用可能です。
●従来、装着時に必要とされた瞳孔2値化レベルの調整を自動化しました。
●2点キャリブレーションの実装、アイマークオフセット機能の実装により短時間でセッティングが可能です。
●無線LANを使用して離れた場所にいる被験者とPC間でモニタリング、リモコン、音声通信が可能です。
●SDカードに記録された映像および計測データは、解析システム(EMR-dFactory Ver2.0以降)にてEMR-8Bと同様の解析が可能です。