ハイスピードカメラ
3WAY(ハイスピードカメラ、サーモグラフィ、データロガー)で使える! 「プレクスロガー」PL2シリーズ
概要
「プレクスロガー」PL2シリーズは、ハイスピードカメラで撮影した高速映像と、センシングしたアナログ信号を波形データとして本機1台で同期記録できる「プレクスロガー 」製品群のハイエンドモデル。
カメラヘッドの切り替えでサーモグラフィとしても使える業界初の「マルチカメラ機能」を搭載。※オプション
温度分布の変化やむらの現象解析が可能で、熱設計・対策のR&D現場における評価・不具合解析作業を飛躍的に効率化します。
特徴
プレクスロガーだからできる!「3つのカンタン」
①持ち運びがカンタン
高速映像・サーモグラフィ映像と波形データの同期システムをカメラバッグ1つで運べるポータブル設計でロケーションを選びません。
社内の様々な部署・実験施設・工場のみならず、ユーザ先、国内・海外拠点への出張に至るまで、あらゆる現場へカンタンに持ち運びできます。
②使い勝手がカンタン
カメラ、データロガー、モニタがオールインワンのため、使いたいときにすぐにセッティングすることができます。
シンプルな操作パネルで、ハイスピードカメラ/サーモカメラを部署の垣根を越えて誰でもカンタンにお使いいただけます。
③記録がカンタン
波形データや映像の変化/温度の変化から、決定的瞬間の前後を自動記録できる「トリガ記録機能」を搭載。
1日に数回しか起きない不具合現象や、エラー動作等の検証データ収集がカンタンに行えます。
主な活用シーン
【開発現場】
■各種車体パーツの強度試験(衝突、疲労、耐久試験等)
■メカ機構の共振、異音発生の原因解析
■エアバッグ展開時の挙動と衝突検知センサ、インフレータとの相関検証 等
■バッテリシステムの熱設計(温度制御・放熱冷却等)
■エンジン駆動時のマフラー等の車体パーツの温度分布やひずみの評価
■カーエアコン コンプレッサーの冷却制御設計 等
【製造現場】
■FA機器のプログラムに対する動作検証やタイミング調整
■溶接の電流波形に対する溶接状態の相関検証
■切削、金型・プレス加工時の送り速度に対する加工状態の検証
■電装パーツ等の電子デバイス搬送不良の解析 等
■自動車製造プラント設備の遠隔温度監視
■モータを使用したアクチュエータの温度評価
■切削・研削加工における刃の送り速度と温度の相関解析 等
その他の製品特徴
■528x480ピクセルで2,000コマ/秒の撮影が可能
(最高100,000コマ/秒)
■記録した高速映像・波形データを詳細解析できる
解析ソフトウェアを標準添付
(動体測定、FFT/ウェーブレット解析、レポート作成、AVI/CSV出力等)
サーモグラフィで記録したデータは、温度測定等の解析を同一ソフトで実現
■データロガーは4CH標準実装
「HIOKI メモリハイコーダシリーズ」との連携で多チャンネル拡張も可能
(オプション)
■電源が取れない場所でも、バッテリーユニットで
最長2時間まで使用可能(オプション)