振動計測

OFV-5000 モジュール型振動計コントローラ

概要

ポリテックの最新技術を駆使したレーザ振動計の基幹システム

・モジュール設計なので、特定または複数の用途に応じてカスタマイズ可能

・より高い確度で、簡単に非接触振動測定ができ、新たな課題にも柔軟に対応できる様々な最新機能

・小規模なラボテスト向けに組み込んだり、フルシステムのスキャニング振動計まで拡張することも可能

特徴

システム

OFV-5000振動計コントローラは、レーザ振動計の基幹システムです。
モジュール設計を採用しているので、個別または複数の用途に合わせて周波数、速度および変位の各測定能力をカスタマイズできます。
デコーダはアナログ式とデジタル式を用意しており、応答周波数範囲は約DC~20 MHz、速度範囲は± 10 m/sで、変位はサブナノメートル範囲からメートル範囲まで対応できます。
リモートコントロール、レーザのオートフォーカスなどの機能を備えていて、小規模なラボテストに組み込んだり、システム拡張して本格的なスキャニング振動計システムにグレードアップすることも可能です。


OFV-5000は、OFV-3001モジュール振動計コントローラの後継モデルで、様々なセンサと併用でき、重要で要求の高い用途にも適用できます。
OFV-5000の長所は、新しいデジタルデコーダとアナログデコーダにより、分解能とダイナミックレンジが向上したこと、リモートフォーカスおよびフォーカスロック(OFV-505併用時)が採用されたこと、ならびに測定基準とデジタルフィルタリング機能が拡張され、処理能力が高くなったことです。
ポリテックのレーザドップラ振動計は、ドップラ原理で動作し、振動中の構造物からの戻り光を検知し、その速度と変位を割り出すことができます。


振動計システムは、コントローラと、非接触式標準光学センサヘッドまたは光ファイバセンサヘッドで構成されています。
コントローラは、センサヘッドに信号と電力を送り、振動信号を処理します。
振動信号は、コントローラの中にある独自開発のデコーダによって変換され、その結果、被測定物の速度情報および変位情報が取得されます。
これらはデータ評価を行うために、OFV-5000からアナログまたはデジタル形式で出力されます。





機能と柔軟性
・モジュール設計: 多様なシステム構成にできるので、作業効率を最適化し、幅広く適用でき、システム拡張も可能なので将来のニーズに備えることができます。

・用途に応じたシステム構成: 各種のアナログデコーダやデジタルデコーダから最適な機種を選択して、性能を正確に最適化して、用途の要求に応えることができます。

・コンパーチブルな標準光学センサヘッドと光ファイバセンサヘッドは、頑丈、用途が幅広い、使いやすさといった特定のニーズに合わせて取り揃えています。

・スキャニング振動計へグレードアップ: OFV-5000は、ポリテックの1Dおよび3Dスキャニング振動計へグレードアップが可能なので、様々な分野の振動解析に適用できます。

・リモートフォーカス機能: OFV-5000振動計コントローラとOFV-505センサヘッドと組み合わせれば、オートフォーカス機能、(リモートフォーカスとフォーカスロック)がすべて可能になります。

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