データ収録
疲労耐久試験用モバイルデータ収集システム LMS SCADAS Durability Recorder
概要
LMS SCADAS Durability Recorder は、疲労耐久試験用に設計されたモバイルデータ収集システムで、水、埃、汚れ、衝撃ならびに振動に強く、テストコースや現場での使用に適しています。PCを使用せず、スタンドアロンでのレコーディングや現場で即座にデータ検証ができるシステムです。
■LMS SCADAS Durability Recorder の主な機能
・IP54に準拠した防塵・防水システム
・MIL-STD 810Fの振動試験に合格
・振動に強いLEMOコネクター
・広い動作温度範囲 -20°C~+55°C
・データ品質とサンプリングレートを落とさずに
数百チャンネルまで拡張可能
・1つのモジュールで、歪、振動、変位測定が可能
・GPS受信機とCANを標準搭載
・エラーや再測定を防止するためにその場でデータ検証
■製品ラインナップ
・SCD07 ~56チャンネル
・SCD09 ~72チャンネル
特徴
LMS SCADAS Durability Recorderは
・振動に強いLEMOコネクターを使用
・MIL-STD-810F の振動試験に合格
・-20°Cから+55°Cの環境での使用が可能
・60gpkの衝撃試験、7.7grms の振動試験を実施
・防塵・防水もIP54に準拠
疲労耐久試験用モジュール(DB8)は、歪、振動、変位計測を1つのモジュールで行えるため、耐久性評価の試験に適しています。
LMS SCADAS Durability Recorderは100%スタンドアロンで動作し、特にPCベースのデータ収集システムの使用が困難または不可能な過酷な試験に適しています。レコーダーで収集したデータはCompactFlashカードに保存され、現場やオフィスで更に解析をする際に必要なフォーマットに変換することができます。
BluetoothアンテナとWindows Mobile PDAを使用することで、全体の計測プロセスの制御やデータのモニターができます。測定後に最小・最大・平均値などの統計値や時系列データを元に、測定データの妥当性を即座に検証することができます。