データ収録

モバイル型データ収集フロントエンド LMS SCADAS Mobile

概要

LMS SCADAS Mobile フロントエンドは、高い品質とデータ収集能力を持つ、小型で頑丈な多目的のデータ収集およびシグナルコンディショニングシステムで、実験ベースの振動騒音解析ソフトウェアであるLMS Test.Lab と、振動音響アナライザーLMS Test.Xpress とシームレスに統合されています。

■LMS SCADAS Mobile の概要
・4~72 チャンネル
・システム拡張やチャンネル増設用のマスター/スレーブ構成
・1チャンネルあたり最大102.4kHz または204.8kHzのサンプリングレート
・24ビットのDSP テクノロジー
・138dBまたは150dBダイナミックレンジ
・20MB/秒のスループットレート(高速イーサネット接続時)
・9~36VのDC電源で動作
・高温および過酷な稼働条件下での動作を保証

■製品ラインナップ
・SCM01 - 4~8チャンネル
・SCM05 - 4~40チャンネル
・SCM09 - 4~72チャンネル
・SCM06S, 10S - 入力チャンネル数拡張用フレーム

特徴

LMS SCADAS Mobileシステムは、小型モジュール方式のフロントエンドです。電圧型またはICP 型センサー、マイクロホン、電荷型トランスデューサ、そして歪ゲージをサポートする4~8チャンネルの入力モジュールを装備できます。
さらに、CAN bus システムを使用したり、フロントエンドに内蔵されているGPS 受信機により、絶対時間、速度、および位置の正確な情報を即座に得ることが可能です。

LMS SCADAS Mobileは、実験室からフィールド試験まで幅広く対応できます。すべてのケーブルプラグは前面にあり、狭い場所や出し入れしにくい場所でも容易に設置することが可能です。
電源はAC・DC 入力だけではなく、内蔵のバッテリーでも動作可能です。システムの消費電力も低く抑えられており、バッテリーだけで長時間の動作を保証しています。
また、MIL-STD-810Fの振動試験に合格した頑丈な設計であるため、過酷な使用条件にも耐えることができ、極めて低温または高温の環境でも動作します。

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