3次元計測システム
非接触パイプ検査装置:TubeInspect
概要
TubeInspect システムは、複数のCCDカメラで異なる方向からパイプのシルエットを撮影し、数秒でパイプが閾値に入っているか否かについてOK/NG判定を実施します。従来使用されていた検査治具が一切必要ない為、治具の製作費、メンテナンスの費用を削減し、検査担当者による誤差なく、常に一定の検査基準で判定することが可能です。
従来のテスト方法では、パイプごとに治具を用意しなければならず、検査に手間とコストがかかっていました。TubeInspect システムはパイプの材質・種類に関係なく、あらゆる種類のパイプの検査を治具なしで、システム内に設置するだけで検査が可能となります。また、各計測範囲に入らないほど大きいパイプも位置替えをしながら数回計測することが可能です。
特徴
●わずか数秒で計測完了(パイプの長さに拠る)
●カメラ位置をボタン一つでキャリブレーション
●色・材質に関係なく測定(透明なパイプは測定不可)
●従来の検査治具が不要(治具レス)
●コスト削減(検査治具の製作コスト、管理コストなど)
●品質向上(検査担当による誤差が出ない)
アプリケーション
●検査治具に替わる、比較測定(誤差値を検査し、OK/NG判定を実施)
●マスター計測(図面のないパイプを計測し、数値化)
●ベンディングマシンへのオンライン補正
(測定結果での誤差値をネットワーク経由でベンディング
マシンへフィードバックし、パイプ修正を実施)