CF-CAST成形法

概要

独自のCF-CAST成形法により、既存のメタルキャスティングパーツを大幅に軽量化できます。

特徴

通常カーボンファイバーコンポジット（ＣＦＣ）は、長繊維織物を材料とするため、フランジ、ボス、グルーブなどの細かな形状や、リブ、スパーなどの分岐断面を持つ形状を不得手にしてきました。また、オートクレーブ成形は、バッグフィルム面の平滑性に劣り、製品の両側面に平滑性を要求される場合は、押し型や後加工で対応してきました。
童夢カーボンマジックでは、既存の常識的なＣＦＣ製品領域を超えて、ＣＦＣの可能性を拡大するため、精密で複雑な形状を一体成形で、かつバッグフィルム面を残さない成形手法の研究・開発を続け、従来の製法では対象にすらならなかったキャスティングやマシニング加工品をＣＦＣ化し、大幅な軽量化に成功しています。

【軽量化効果】
強度的にはアルミニウムやマグネシウムの代替としては十分な強度を保持しつつ、30～50％という大幅な軽量効果を上げております。