表面乾燥過程測定装置
HORUS (ホーラス)
概要
HORUSとは
片面開放型・非接触表面乾燥過程測定装置
インク・塗料などの塗布直後から乾燥までのプロセスを、 レーザ光を照射しCMOSカメラで干渉光を検出することに よって、粒子の移動速度の変化から乾燥硬化過程を計測し、 メカニズムを評価、解析する装置です。
操作方法はかんたん
1. レーザ光の下に基材サンプルを置きます
2. 希望の厚さにコーティングします
3. 測定を開始します
(乾燥過程の変化がリアルタイムに表示されます)
特徴
アプリケーション例
各種材料の乾燥過程・硬化過程の計測 ペイント, インク, レジン, 接合材, ニス, 糊, 化粧品 等
* 水ベース, 溶剤ベース, 非溶剤系, 混合材料 を問いません
塗布基材を選びません
金属, プラスチック, ガラス, 木, コンクリート, フィルム, 紙 …
従来方式の問題点
1 目視・指触方式
・ 乾燥過程のメカニズムについての情報は得られない
・ 定量的ではなく主観的な判断
2 ドライング・タイム・レコーダー
・ ガラス基材に塗布した物のみ計測可能
・ 再現性は約50%にとどまる
・ 計測時間に制約がある
HORUSによる解決
1. 定性的・客観的な計測ができます
2. 現実に即した条件で測定できます
3. さまざまなベース(基材)に塗布したものを計測できます
4. 乾燥過程のメカニズムに関する情報を得ることができます
5. 乾燥時間の推移に伴なう塗布内部の変化を知ることができます
6. 2台以上のセンサーヘッドを用い、同条件下での比較データが得られます