疲労耐久シミュレーション
疲労耐久シミュレーションソフトウェア LMS Virtual.Lab Durability
概要
LMS Virtual.Lab Durabilityは構造モデルのコンポーネントからシステムレベルまで完全に統合した疲労寿命予測・評価モジュールです。
コンポーネントレベルでは、Virtual.Lab Motion(機構解析)や実験などから得られた動的荷重によるコンポーネントの疲労寿命を予測します。有限要素モデルによる時系列応答解析、ダメージカウント、各種の疲労評価処理が自動的かつ連続的に実行されます。
システムレベルでは、DurabilityがVirtual.Lab Motionに完全に一体化され、対象モデルのダイナミックスとこれに伴う疲労寿命予測が統合したソリューションとして実行されます。
短い開発サイクルの中で、多数の疲労寿命設計案を検証することができ、大規模かつ複雑なシステムの疲労耐久性を的確にシミュレーションするソフトウェアツールです。
主なモジュール：
・コンポーネントレベルの疲労耐久解析
・システムレベルの疲労耐久解析
・振動疲労シミュレーション
主なオプション：
・スポット溶接
・シーム溶接
・熱疲労解析
特徴
・主要なあらゆるFEAツールの構造FEメッシュと応力結果に対しシームレスにアクセス
・実測またはマルチボディシミュレーションから、LMS独自またはサードパーティの時間軸
データフォーマットによるコンポーネント荷重のダイレクトインポート
・早くて正確な業界標準の疲労寿命予測ソルバー
・疲労耐久専用の可視化ツールとポスト処理ツール
・シミュレーションワークフローを記録保存する解析テンプレート
・システム荷重を予測するためのマルチボディモデルの容易な作成、およびシステム荷重の
コンポーネント荷重への変換
・コンポーネントの詳細な疲労耐久解析向けにコンポーネント荷重を自動移行
・最適な荷重入力に向けてシステム特性を調整することによる、耐久性の最適化
・機構、荷重、疲労を並行して最適化
・弾性体モデリングとロバスト設計のマルチボディソルバーにより正確なコンポーネントの
荷重予測を行う
・単軸および多軸荷重入力（荷重の相関分析用のPSD/クロスPSD入力）
・確定的なサイン荷重とランダム荷重
・多軸荷重の局所応力状態
・疲労耐久に特化したポスト処理
