振動騒音シミュレーション
振動騒音シミュレーションソフトウェア LMS Virtual.Lab Noise and Vibration
概要
LMS Virtual.Lab Noise and Vibrationは、実車あるいは航空機全体レベルでの振動・騒音解析が可能です。振動予測のために、フルFE（有限要素）モデルではなく、それを構成する部品構造の振動モードをカップリングすることで求められた アセンブリモデルを作成する新しい統合技術を提供いたします。
また、大幅なモデルサイズの縮小およびシミュレーション速度の向上が図れます。 さらにユニークな構造変更モジュールにより、エンジニアは様々な設計変更に伴う振動・騒音性能の評価を数分で行う事ができ、多様な設計変更を分析することが可能になります。
主なモジュール：
・NVH応答解析
・システムレベルの振動騒音解析
・伝達経路解析
・乗り心地とロードノイズシミュレーション
主なオプション：
・荷重同定
・ランダムNVH解析
・構造変更予測
・パネル厚変更
特徴
・モーダルベースのFRF合成による、モーダルデータからの伝達関数の決定
・経路およびモードの寄与度解析による、振動騒音問題の根本原因の特定
・多種多様な2D、2.5D、および3Dグラフィック表示による、実稼働応答の結果分析
・システムレベルの動特性を計算する、モーダルベースとFRFベースの高速なアセンブリ計算ソルバー
・実稼働荷重に対するシステムの応答を計算する、高速な強制振動応答ソルバー
・効率的な原因分析が可能な、経路およびモードの寄与度解析ツール
・マウント剛性または逆推定に基づく、実験データまたはシミュレーションデータからの荷重の同定
・マルチボディおよび弾性ボディのシミュレーションモデルの作成
・実測された実稼働時のクロススペクトル密度を応答としてインポートすることも、ランダムNVHソルバーを用いて応答を計算することも可能
・部分的に相関する基準の直交化（主成分分析）を用いる場合と用いない場合の、荷重または応答の基準スペクトルの作成
・基準または主成分ごとに応答に対する経路またはモードの寄与度を調べ、異なる基準によってもたらされる影響を合成
