汎用プリ・ポスト
スポット溶接・構造接着剤モデル作成 CDH/SPOT
概要
NASTRANコンサルタント企業である独CDH社が開発した、NVH解析車体用スポット溶接モデル自動作成プログラムです。X,Y,Zのスポット位置座標データを基に、フランジのメッシュ形状やピッチサイズに依存しないスポットモデルを作成する事が出来ます。
特徴
・HEXAとRBE3要素により構成される溶接(スポット、シームなど)や接着剤(グルーなど)のモデル化を実現
・フランジ面のメッシュパターンに依存しないFEモデルの作成が可能なため、メッシュ作成メッシュ作成工数を大幅に削減が可能
・節点共有による従来のモデル化に対し、モデルの精度が向上
・カーブ情報(VDAフォーマット)から接着剤、および溶接のモデル化
CDH/SPOTではモデル化に合わせたスポットモデルタイプを選択して作成する事が容易に出来ます。
■ スポットモデル TYPE-0
スポット溶接ナゲットにCHEXAモデルを使ったジョイントで、RBE3要素を介して適切なシェル要素に上下面で接続します。
■ マスチックジョイントモデル
グリュージョイントモデルを作成するスポット溶接ジョイントの特別変化形として開発されたものです。
■ スポットモデル TYPE-1
新しいTYPE-1スポット溶接モデルは、増大する改良メッシュのフランジを伴った統合構造(固有振動数など)の全体剛性を維持するものとして開発されました。
■ スポットモデル TYPE-2
このタイプも統合構造の剛性を補うものです。このモデルは大きく2つの領域から構成されており、中核となるスポット溶接部ナゲット立体モデルがある 「ナゲット領域」と、そのナゲットの外接円を基に構成される「サポート領域」があります。
■ グルーストリップジョイントモデル
グルーストリップジョイントは、フランジ表面の間に指定した3Dカーブに沿ってステーションを作成し、それを基にソリッド要素が形成されます。
■ シームジョイントモデル
カーブに沿って連続してソリッド要素で接着されたグルージョイントモデルに対し、 立体要素を使用せず、エッジ節点とプレート板の間を直接つないでいるのがシームジョイントモデルです。
より詳しい情報はこちらをご参照下さい。
http://www.cdh.co.jp/cdhjapan/soft/spot.htm