ドライビングシミュレーション
UC-win/Road for SaaS
概要
サーバ上でUC-win/Roadを実行させ、動作の軽いクライアントソフトウェアからの遠隔操作が可能です。
UC-win/Road for SaaSではクライアントエンジンとして広く使用されているAdobe Flash Playerを採用しました。
現在も発展しているビデオストリーミングサービスとしてだけではなく、インタラクティブなリアルタイムVRシステムです。
URL:http://www.forum8.co.jp/product/ucwin/road/RoadforSaaS.htm
特徴
●VRデータの一般公開
1)ウェブ自由アクセス
UC-win/Roadで作成したデータを一般に公開し、一般の方が自らVR空間でプロジェクトを確認できる形態です。
VR空間を自由に操作できますので、多くの人々に興味を持たせられます。
UC-win/Roadの機能を利用して簡単に更新可能な大規模VRデータを一般公開することにより、人の興味や理解、意見をいただき、従来より更にそれらの動きにフォロー可能なシステムとしての利用を期待しています。
2)ウェブセミナー・番組
UC-win/Roadのみを使用したウェブセミナーの実施が可能です。
UC-win/Roadのプレゼンテーションとシミュレーション機能を利用し、数十人の受講者に説明やデモンストレーションを行うことが可能です。
講師側ではUC-win/RoadをローカルPCで操作、各クライアント側ではウェブブラウザから接続します。
また、販売されている別途ビデオストリーミングサーバと接続することで大人数への放送が可能になります。
3.SaaSクラスタ構成
UC-win/Roadのクラスタ構成を使用することで、全てのユーザが同じVR環境(交通状況、時刻、天候等)をシェア可能です。
●システム仕様
1)機能
クライアント側の遠隔操作は下記の通りUC-win/Roadの機能を提供します。
・事前に記録された視点の選択
・マウス操作での視点の回転機能
・コンテキストの選択(VR環境の設定)
・道路の走行または飛行ルートの飛行
・スクリプトの実行
1台のサーバ側で通常のUC-win/Roadを実行し、最大クライアント数、パスワード、受信ポート番号を設定することで、サービスの開始・停止を簡単に行うことが可能です。
2)データ送受信の仕組み
サーバとクライアントの通信プロトコルにHTTPを使用します。
接続後サーバからFlashクライアントへ映像を流し、操作コマンドを受け付けます。
映像の転送はFlash対応のH263形式で行い、解像度および圧縮の品質を設定可能です。
また、クライアントとの接続が遅い場合はフレーム更新レートを自動的に下げるようにしています。