車両運動シミュレーション

CarSim 乗用車、商用車(四輪車)の車両運動シミュレーションソフトウエア

概要

CarSimは、乗用車や小型商用車の、さまざまな運転条件(アクセル、ブレーキ、ハンドル、シフト操作)と環境条件(摩擦係数や高さ変化のある道路コース、横風等)での動的な挙動を、パソコン上の簡単操作でシミュレーション解析・評価することができます。
また、MATLAB/Simulinkとのインタフェースが簡単に取れて、さまざまな車両制御システムの制御ロジックを、実車評価の前にパソコン上で容易に検討/検証することができます。

特徴

・乗用車、RV車から小型トラックまで適用できるフルビークル動力学モデル(27自由度~)
・1軸&2軸トレーラ牽引モデル(オプション :CarSim Trailer)
・各種非線型タイヤモデル(マップ/ MF5.2/ MF-Tyre 6.1, MF-Swift 6.1/ FTire)
・左右非対称も可能な非線形・3次元機構サスペンション特性(マップ)
(前輪は独立、 後輪は独立、リジッド、トーションビーム(Twist-Beam) の3種類)
・サスペンション機構と連動したステアリング特性(パワーアシスト、操舵トルク入力可)
・4輪独立のブレーキ系モデル(ブースター付き油圧モデル、ローターの発熱考慮)
・FMVSS-126/ ECE R-13H 認証の為の代替シミュレーションに対応
・各駆動方式を選べるパワートレーン系(エンジン・AT/MT・デフ、捻り剛性)
・パワートレーン系モデルは、各パーツ毎にSimulink外部モデルと置き換えが可能
・オープンループのアクセル、ブレーキ、ハンドル(舵角/トルク)、シフト操作時系列入力
・目標追従ドライバーモデルによる、クローズドループの操舵角、速度コントロール入力
・3次元コース生成機能(バンクを含む曲線路Up/Downコースが容易に作成可能。コース幅変更、斜め段差、轍、不整路面なども可能)
・乗員や積載物の重量、位置の入力、及び加速度等のユーザ指定位置での出力
・空力抵抗や横風の入力を可能にするAerodynamics特性(マップ)
・イベントドリブン機能により、広範な運転・環境・車両条件の中途変更設定が可能
・Simulink上で相互制御可能な複数車両同時走行シミュレーションが可能
・車両パラメータやテスト条件を簡単に変更・追加できるWEBライクなブラウザー・データベース入力画面(データのツリー構造が一目でわかるSidebar付)
・リアルなSurfaceアニメーション(視点・スピードの制御、複数ケース同時比較表示、半透明表示、ドライバービュー、120度ワイドビュー、エンジン&タイヤ音、タイヤ痕表示、実車走行試験データによるアニメーション)
・結果のグラフ表示(マルチスクリーン、マルチプロット、複数ケース比較プロット)
・VehicleSim言語により、車両モデルや運転・環境条件の拡張カスタマイズが可能
・COM Interfaceにより、MATLABやPython等スクリプトでブラウザー操作の遠隔制御が可能
・データ隠匿機能(OEMとサプラーヤー間のデータ授受に有効)
・ITS分野の研究開発に有効な、最大20個設定可能なレーダーセンサーモデル(オプション: Sensors)と、移動オブジェクト(最大99個)生成機能

詳細は弊社HPまで http://carsim.jp/

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