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【メルマガAEG PR】第2回PPCMの出番がやってきた

※こちらに掲載されているメールマガジンは、発行日現在の情報ですのでご注意ください。

 

━Automotive Engineers’ Guide━━━━━━━━━━━━━━━━━━

公益社団法人自動車技術会:メルマガAEG【PR】
                        2021年10月22日発行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━JSAE━

CFRPの軽量化材が自動車用途で拡大するに合わせて、成形技術の量産化に対応するため、2015年から
R&Dを推進し、2019年に完成させたプリフォームレスのPrepreg Compression Moldingのご紹介です。
(第2回配信 ※第3回完結)

MOTは、日本で唯一のPPCMの技術をご提案できる企業です。
MOTの特許と材料開発により、様々な製品・部品の「量産CFRP化」が実現可能になりました。
The MOT CompanyのPPCMホームページ⇒
https://mot-ppcm.jp/

第1回配信分はこちらから⇒
http://guide.jsae.or.jp/mail-magazine/341890/

第2回配信内容↓

◎コスト>軽量化は不変
◎中国での軽量化進展
◎GFRPプリプレグのPPCM成形

PPCMの出番がやってきた
航空機ではCFRPが重用されているが、高加工コストのオートクレーブからの脱技術が開発中である。
クルマではCFRPの高コストがネックになって需要が伸びない。EV化、FCV化、空飛ぶクルマと
将来性ニーズは高まるが、即効薬とは言えない。ここ数年にどのような展開が待っているのか、
シナリオを考えてみよう。

◎コスト>軽量化は不変
CO2ゼロに向かうといってもクルマメーカーはコスト最優先で設計する。コストに見合った
軽量材と製法の開発では、ヨーロッパのメーカーが進めている樹脂積層体のマルチマテリアル化と
プレス成形が注目される。RTMは積層体には不向きな製法なのでフェイドアウトしていく。
コスト優先からCFRPよりGFRPにチャンスがある。繊維は賦形性が良いGF-SMC、
GMTが使用されており、ルーフ、バックドアへと用途展開されている。

◎中国での軽量化進展
中国ではEV社会推進で軽量化への動きがやっと本格化してきた。ターゲット製品はバッテリーケースである。
Cover(上蓋)をGF-SMCのプレス成形やnon crimp fiberのRTM法で生産している。
RTMの製造装置メーカーKraussMaffeiが2016年に中国資本に買収されてからは、営業活動が攻勢になり普及した。
現段階ではcoverなので強度が課題になっていないが、強度を解決しようと目論むユーザーも現れている。
アルミでバッテリーケースを作っている部品メーカーは納入先からPCMで作れと指示が来て、当社に相談を
持ち掛けている。中国5大大手メーカーはfloorにもGFRPを使用できないか検討を始めた。
これらの動きは、SMC、RTMからプリプレグのプレス成形へと軸を着実に動かしている。

◎GFRPプリプレグのPPCM成形
当社は中国の自動車部品メーカーとGFRPプリプレグのプレス成形の共同開発に着手している。
今年中には試作品が完成する。中国産GFRPは樹脂リッチで扱いにくいが、中国は世界でNO.1の
GFRP生産量を誇り、価格は日本より20%安い。試作品が狙い通りに作れれば、
GFRPプリプレグのPPCM成形は、SMC、RTMに代わって主流になる。その速度は部品メーカーが既存の設備投資の
償却をどう計算するかで決まってくるが、RTMは中量生産、SMCは強度不足という弱点をさらけ出しているので
、需要が高まると一気に上がる。
日本では報道されないが、GFRPプリプレグのバッテリーケースはホットなテーマになっている。
クルマメーカーだけでなく、CATLも参戦している。

第3回へ続く

詳しくは、The MOT CompanyのPPCMホームページからご覧いただけます。
https://mot-ppcm.jp/

自動車メーカー、自動車部品メーカー、航空機メーカー、航空機内装品メーカー、新幹線・電車メーカー、
空飛ぶクルマメーカー及び関連企業のR&Dご担当者様、お気軽にお問い合わせください。

株式会社The MOT Company
本社 〒144-0052 東京都大田区蒲田4-6-6
福岡オフィス 〒814-0001 福岡市早良区百道浜3‐8‐33 福岡システムLSI総合開発センター305
info@mot-ppcm.jp



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