イベント セミナー情報

オンライン開催 2021年秋季大会【自動車技術会】

公益社団法人自動車技術会(会長 寺師 茂樹)は、2021年10月13日(水)からの3日間、2021年秋季大会をオンラインで開催します。2021年秋季大会では、学術講演会(62セッション・講演数281件)、北海道支部企画 特別講演、学術講演会運営委員会企画特別セッションを全てオンライン(Microsoft Teams)で実施します。
「学術講演会運営委員会企画特別セッション」は、無料のYouTubeライブ配信でもお届けします。
学術講演会運営委員会企画特別セッション視聴URL >>

  



学術講演会(有料)

■日時
2021年10月13日(水)9:30 ~ 10月15日(金)18:00

■講演
62セッション
(講演数:281件[日本語:264件 英語:17件])
学術講演会タイムテーブル >>




北海道支部企画 特別講演(無料)


「2050年に向けた運輸部門の形態変化と経済活性 産業別CO₂、車両選好および雇用分析に基づく考察」


■日時
2021年10月13日(水) 12:00~13:00

2050年炭酸ガス排出ゼロに向けた産業別分析を行うと、家庭やオフィスの低炭素化は顕著に進むが、最終的に製鉄等の産業部門と運輸部門の低炭素化が課題として残ることが見えてくる。運輸部門では乗用車のEV化は早々に進むものの、長距離のトラック・バスのほか、船舶や飛行機の低炭素化が鍵となる。一方、こうした技術変革はコスト上昇につながるが、お金の社会循環を 考えると、むしろ日本経済を活性化する効果が大きいことについて論ずる。

講師
近久 武美氏(北海道職業能力開発大学校)


学術講演会運営委員会企画特別セッション(無料)

「アバターによるモビリティの広がり」~新たな移動手段としても注目を集めているアバターは モビリティになりえるのか?~

■日時
2021年10月14日(木) 15:00~17:55

学術講演会運営委員会企画特別セッション詳細 >>

 モビリティは大きな変化の局面にある。動力源の電動シフト、自動運転による運転操作の変革、シェアリングやマルチモーダルによる使用環境の変化。さらには、コロナによる移動の制限が新たな課題となっている。そんな中で注目を集めているのがアバターである。
 アバターとは化身・分身を意味する英単語である。ITの分野では一般に、PCやネットワーク上の仮想的な空間において、自分の分身として表示されるキャラクターを指す。仮想空間で代理的な体験ができる。一方で、ロボティクスの進化としてのアバターロボットがある。これは、人が遠隔で操作するロボットであり、実際にその場所に行くことなく、ロボットを介して作業や体験ができる。
 内閣府が破壊的イノベーションの創出を目指して制定したムーンショット型研究開発制度では、一つ目の目標として「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」が挙げられている。
 さて、アバターは モビリティになりえるのだろうか。自動車メーカー、大学研究者、ロボティクス開発企業から3名の専門家を招いて講演とパネルディスカッションを行い、理解の一助とする。

講師
吉池 孝英 氏(株式会社本田技術研究所)


講師
江間 有沙 氏(東京大学)


講師
富岡 仁 氏(Telexistence株式会社)

資料
2021年秋季大会 公式サイト >>
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自動車技術会 ホームページ >>