イベント セミナー情報

パワーエレクトロニクス設計技術セミナー【アンシス・ジャパン】

 

※ お申込人数が3名に満たない場合は、開催を中止させていただきます。予めご了承ください。

近年、世界的なCO2 削減要求に伴う電源効率の改善、再生可能エネルギーへの転換、スマートグリッド、HEMS(Home Energy Management System)の普及、スマートグリッドといった新たな技術課題の解決が求められており、これら技術の基本要素であるパワーエレクトロニクス設計技術がますます注目されています。そこで、弊社では パワーエレクトロニクス設計技術セミナーを開催し、ANSYS 製品を始めとするシミュレーション応用技術をご紹介致します。

ご多忙とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

プログラム

13:00 – 13:05 ご挨拶
13:05 – 13:45 インバータ電源のディジタル制御とワイヤレス給電への応用可能性
白石 洋一 様 / 群馬大学大学院 工学研究科
13:45 – 14:25 3 次元実装モジュールと相互設計のプラットフォームへの取り組み
斉藤 和之 様 / 株式会社ファースト
14:25 – 14:40 ご休憩
14:40 – 15:20 パワエレ機器設計のためのパワー半導体デバイス活用技法
関末 崇行 / アンシス・ジャパン株式会社
15:20 – 16:00 メカトロ機器熱設計のためのシステムシミュレーション
梅田 信弘 様 / 株式会社安川電機 技術開発本部
16:00 – 16:10 ご休憩
16:10 – 16:50 ANSYS Maxwell を用いたパワエレ機器の損失解析
堀内 智哉 / アンシス・ジャパン株式会社
16:50 – 17:00 質疑応答

インバータ電源のディジタル制御とワイヤレス給電への応用可能性

白石 洋一 様 / 群馬大学大学院 工学研究科 生産システム工学専攻 准教授

パワーエレクトロニクス分野において、インバータ電源は非常に重要となっています。バッテリ等のDC 電力から、指定された周波数と電圧を持つAC 電力を高精度かつリアルタイムに生成するためには、組込みシステムによるディジタル制御が必須となっています。本講演では、まずインバータ電源におけるディジタルPI 制御に対して、MATLAB/ Simulink によってシミュレートした結果と実機の動作結果とを比較し、シミュレーションの有効性を示します。また、電気自動車の実用化ではワイヤレス給電システムによるユビキタス充電が必要とされています。そこで、電磁界共振方式によるワイヤレス給電システムにおいて、ANSYS Maxwell/ ANSYS Simplorer を用いて電磁場解析/ 回路解析する方法の有効性とその結果について報告します。最後に、得られた結果をもとにして、上に示したディジタル制御方法の応用可能性について論じます。

3 次元実装モジュールと相互設計のプラットフォームへの取り組み

斉藤 和之 様 / 株式会社ファースト 営業部 カスタマーサポート課

昨今、様々なエレクトロニクス・デバイスにおいて、電子回路を基に各種基板を組合せて三次元のモジュール構造を作成し、電磁解析や流体・熱解析を行う統合設計手法が重要になって来ています。そこで、2009年に国家プロジェクトへ採用されて開発した、三次元モジュール構造に向けた新しい考え方の属性『モジュール』を中心に、相互設計のプラットフォームに向けたファースト社の取り組や、パワーエレクトロニクスの事例などCAD/ CAM 融合ツール『START』を紹介させて頂きます。

パワエレ機器設計のためのパワー半導体デバイス活用技法

関末 崇行 / アンシス・ジャパン株式会社 技術部第4グループ

パワーエレクトロニクスシミュレーション技術の基幹となるスイッチング半導体デバイスもIGBT からSiC-MOSFET やGaNFET など新しい技術の実用化が実現しています。
本セッションでは ANSYS Simplorer 独自のデバイスモデルを用いたスイッチング損失やノイズシミュレーションのためのデバイスモデリングとその活用方法について、実例を踏まえてご紹介いたします。

メカトロ機器熱設計のためのシステムシミュレーション

梅田 信弘 様 / 株式会社安川電機 技術開発本部 開発研究所 基盤技術開発グループ

当社の車載用や環境エネルギー対応メカトロ機器は負荷変動の激しい環境で利用されることが多い。そのため、実装する電子部品の使用温度を適正な範囲に管理する熱設計が必須となっている。このような状況で精度の高い熱設計を行うためにシステム挙動を考慮したシミュレーション環境を構築した。
熱設計を効率的に行うことに主眼をおいた熱、回路、磁界、制御シミュレーションの連成方法を独自に開発している。
※尚、本発表は2011年10月7日開催の2011 Japan ANSYS Conferenceにてご講演頂いたものと同じ内容となります。

ANSYS Maxwell を用いたパワエレ機器の損失解析

堀内 智哉 / アンシス・ジャパン株式会社 技術部第4グループ

近年の小型化、高効率化、高出力化が要求されるパワエレ機器において、シミュレーションを用いた解析技術は必要不可欠となっています。特に銅損、鉄損等の各種損失については解析技術を用いて可視化することにより、効率的に低減することができます。
本セッションではモータやトランスの各種損失の解析技術・手法をご紹介いたします。

開催スケジュール

東京
7月31日(火)

開催要項

対象 パワーエレクトロニクス設計技術に興味をお持ちのお客様
会場 本社 18F セミナールーム
定員 80名
費用 無料
時間 13:00-17:00(受付 12:40~)
お申し込み

お申し込みは、セミナー開催日の3営業日前から締め切らせて頂きます。 お申し込み登録確認後、受講票をメールにてお送りします。1週間以内に受講票が届かない場合はご連絡ください。
お問い合わせ マーケティング部 セミナー係
Email : japan-seminar-info@ansys.com    
TEL: 03-5324-7306
ご注意 1. 講義内容は変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。 
2. 定員になりしだい締め切らせていただきます。
3. 競合他社様からのお申込みは、 お断りする場合もございますのでご了承ください。