次世代モビリティへの産業・行政のチャレンジ　–　日独における政策、技術、製品、インフラの課題

　

　電気自動車( e-モビリティ)は世界の自動車業界図を書き変えようとしています。
日本では純粋なバッテリー駆動の電気自動車の商品化や200万円前後のハイブリッドカーが相次いで登場したことを受けて、電気自動車(EV・HEV)が急速に身近な存在となり、また、各国政府・研究機関・業界さらに会社を超えた取り組みも広がっています。
ドイツ　ノルトライン・ヴェストファーレン（NRW）州経済振興公社のNRW.INVEST社、デュッセルドルフ市、および株式会社エヌ・アール・ダブリュージャパンの主催にて、来たる1 1月10日（水）にセミナーを開催いたします。
　欧州やドイツNRW州が取り組むe-モビリティ、水素・燃料電池、またデュッセルドルフ市における実証実験等を中心にグローバルな視点から自動車を取り巻く産業の最新動向をご紹介する予定です。
　当NRW州はドイツ連邦共和国の経済および人口の約1/4をも占めるドイツ最大の経済圏を有するメトロポールです。
また、約500社の日本企業が既に州都デュッセルドルフを中心に進出し、欧州ビジネスの足場となっています。
NRW州の強固な産業基盤の一つに、長年発展し続けてきた自動車産業クラスターがあり、それは同時に欧州の重要な自動車産業拠点でもあります。
　その本質的強みとエネルギー産業が集積するNRW州は2009年にドイツ連邦政府によりe – モビリティ推進モデル地域の一つに選ばれました。
　バッテリー技術、車両技術、インフラグリッドの3つを柱に産官学で研究応用を促進し、2020年までにドイツ連邦共和国全体の目標の1/4に当たる25万台のEV/PHVの普及を目指し、EV関連の自動車メーカーやサプライヤー企業を積極的にNRW州に誘致していくと共に、NRW州のサプライヤー企業がEV市場でシェアを大きく拡大できるように努めていきます。
また、人口密度の高いこの広域モデル地域でドイツ大手電力会社であるRWE社をはじめデュッセルドルフ市エネルギー供給公社等のユーティリティ企業が参画し、新エネルギー・スマートグリッドの実現を目指しています。
当セミナーでは、現在熱い注目を集めているe-モビリティ・ビジネスが抱える課題と可能性を多角的に紹介いたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

会場

ヒルトン大阪　4F　「金の間」　アクセス

日時

2010年11月10日(水)　14:00 – 19:30

セミナー 14:00 – 18:00
交流会    18:00 – 19:30

プログラム／同時通訳付

14:00　　　　　　開会・挨拶

株式会社式会社エヌ･アール･ダブリュージャパン　代表取締役社長　ゲオルグ・ロエル