フォルシア・ジャパン株式会社

・FORVIA は2022年1月のフォルシアとヘラーが統合されたグループ名。

・世界40ヶ国以上に290以上の工場と76 のR&Dセンターを持ち、従業員15万人以上という巨大企業。

・小型商用車向けに70MPa高圧水素タンク（IV型）を 3 基搭載するタイプで1 台あたり合計
　120リットルの水素を貯蔵するシステムをオランダStellantisへ、また、別タイプの水素貯蔵
　システムをフランス、Hyvia、韓国ヒュンダイなど幅広く供給。・今後各国で中型商用車が
　増える事に対応し、タイヤメーカーMichelinとFCスタック開発・製造の　合弁会社 Symbio を
　通して事業展開を計画中。

・エア・リキードと の大型トラック向け液体水素タンクの開発合意を既に発表。
　日本での展開にも意欲を示している。

・今回は、7本の水素タンクを連結させた水素貯蔵システムを展示。

・日本を含む大型トラックへの展開が期待される。

（過去に展示されたタンク5本を使用した水素貯蔵システム：参考）

・今回は20ｆｔコンテナに水素タンクを縦置きに配置した模型が展示された。

・水素の輸送は通常専用の水素トレーラーで行われるが、厳しい規制もあり輸送コストが大きな普及の
　障壁になっている。

・その点、コンテナ輸送が実現出来れば小口～中口の水素輸送ｺｽﾄ低減が期待出来そう。

・模型では輸送時の振動吸収の配管イメージ等なかなか面白いアイデアも見られた。

人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMA
2023年5月24日(水)～26日(金)
パシフィコ横浜