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トヨタ・レーシングのTS040 HYBRID、ル・マン24時間レースに向け好発進【トヨタ自動車】




今日、サルト・サーキットで初めてTS040 HYBRIDを走らせ、良いパフォーマンスが発揮出来たのは、本当に嬉しい。しかし、これはあくまでもテストであり、これが全てではないが、レース本番に向けて大変良い試験になった。昨年から準備し、今日はチームも良い仕事を行った結果だと思う。この気持ちを24時間レースの最後まで、持ち続けたい。レーススタートが待ち遠しい。 TS040 HYBRID #7:
(アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/中嶋一貴) 午前のセッション:4番手(3分26秒371)44周 午後のセッション:2番手(3分23秒156)44周 アレックス・ブルツ:
ここル・マンに戻って来て、このコースでTS040 HYBRIDを初めて走らせられて良かった。今日は非常に興味深い一日だった。全てがこのレースでの3メーカーによる素晴らしい戦いのためのように思う。ありがたいことに今や我々は、レースの勝敗を決しうるような細部の煮詰めをするところまで来ており、非常に実りある一日だった。 ステファン・サラザン:
今日やり遂げたことには満足している。我々はレース用のセットアップをし、午後にはそのいくつかを変更した。上手くいかなかったものもあるが、今のうちに発覚して良かったと思っている。クルマの状態は良く、本当に速いしバランスの良さが気に入っている。去年に比べれば大きな前進と言えるのが4輪駆動の素晴らしさとハイブリッドがとてもパワフルなことだ。あらゆる点で改良をしており、運転はとてもエキサイティングだ。 中嶋一貴:
我々にとってポジティブな1日だった。午前中いきなり良いペースで走れ、クルマにはとても満足している。午後には少しだけ些細な変更を試みたが、いくつか有意義な結果は得られた。全ての変更が正しかったわけではないが、少なくともデータが取れて、レースウィークに向けての良い準備が出来たと思っている。今は非常に心強いスピードを手にしていると言っていい。我々はレースウィークに向け非常に士気が高まっているが、レースが終わるまではまだ長い時間がある。 TS040 HYBRID #8:
(アンソニー・デビッドソン/ニコラス・ラピエール/セバスチャン・ブエミ) 午前のセッション:2番手(3分25秒881)42周 午後のセッション:1番手(3分23秒014)46周 アンソニー・デビッドソン:
毎年あっという間に感じるが、1年ぶりのル・マンでのレースカードライブを楽しむことが出来た。TS040 HYBRIDは一日を通して強力で、バランスも良く感じた。プログラムを遂行し、多くの成果を得た。今朝の走り始めから車両のバランスは良く、細かい部分の作業まで進めることが出来た。全体的に見て順調な一日であり、レースウィークにまたここに戻ってくるのが待ち遠しい。 ニコラス・ラピエール:
ル・マンに戻ってくることが出来て喜んでいる。本当にファンタスティックなコースだ。今日は昨年と比較して、いくつかのコーナーに新設された縁石に関する小さな変更について経験を積むことが出来た。建設的な一日となり、満足している。全てが順調にいき、様々なセットアップやタイヤを試し、ハイブリッドのセッティング作業も行った。上手く行っていると思うし、3人のドライバーは全員TS040 HYBRID #8に満足している。安定しており、かつ非常に速い。 セバスチャン・ブエミ:
多くの距離を走破し、良い仕事が出来た。それこそが今回のテストの目標であり、成果に満足している。ル・マンにいられることは本当にファンタスティックで、来週再び戻ってくるのを楽しみにしている。TS040 HYBRIDは好感触で、望んでいたテストを全てこなせた。我々はセットアップに有用ないくつかの指標を見出した。我々にはまだ学ぶべきことが多くあり、これから得られたデータの全てを分析する必要がある。我々のパッケージから可能な限りのパフォーマンスを発揮させるべく試み、レースウィークには最高のポジションにつけられるようにしたい。
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