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SEC-スミデュアルミル™TSX型の刃長の長いリピータタイプ「TSXR型」を開発、販売開始 【住友電気工業】
2018年10月25日
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、高い刃先強度と切れ味を両立したSEC-スミデュアルミル™TSX型用のインサートを多段配列し、 深い肩削り加工を高能率で行える「SEC-スミデュアルミル™TSXR型」を開発しました。2018年11月より販売を開始します。
近年、機械加工分野における生産性を向上させるため、加工時間の短縮を目的とした高能率加工へのニーズがますます高まっています。
当社はこのニーズに応えるため、高精度隅削りカッタ「SEC-スミデュアルミル™TSX型」を2017年12月から発売しています。このたび、さらなる隅削り加工の高能率化のため、インサートを多段配列し、深い肩削り加工が高能率で行える「SEC-スミデュアルミル™TSXR型」を開発しました。優れた加工品位や、切れ刃配置の最適化による低抵抗・低振動を実現したTSXR型は、高能率加工による生産性向上に大きく貢献します。
 SEC-スミデュアルミル™TSXR型
SEC-スミデュアルミル™TSXR型
				1. 特長
				
				1.優れた加工面品位を実現
				 壁面精度重視のカッタ設計、高精度研磨級インサートの採用により、優れた壁面精度と加工面品位を実現します。
				2.切れ刃配置の最適化により、低抵抗・低振動を実現
				
 同時食い付き刃数のバランスを考え、切れ刃配置を最適化することで、切削抵抗を従来品比で
				
 30%低減しました。また、切削時の振動も抑制し、安定した加工を実現します。
				3.スムーズな切り屑の排出を実現
				
 リード溝*1と特殊ポケット*2形状の組み合わせにより、スムーズな切りくず排出を可能としたことで、
				
 様々な被削材に適用できます。
2. ラインアップ

				3. 販売計画
				初年度1億円/年 、3年後3億円/年
				4. 価格
				36,000~400,000円(税抜)
				
				*1 リード溝:
				ボディの外周にある螺旋状の溝。この螺旋状溝の底部は円弧状でスムーズな切り屑排出をうながす。
				*2 ポケット:
				切りくずがカッタに巻きついた際、切りくずを排出するために設けられたスペース。
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