宇宙をもっと身近に~ 民間ロケット開発の技術革新とその裏側
【サムライDX 第10弾!】
『なぜ今、民間宇宙開発が世界的に注目されているのか』
私たちの生活に欠かせないGPSや気象データ。その情報の多くは宇宙に浮かぶ衛星から提供されています。さらに、これらの衛星から得られるデータの量と質が向上することで、新しいサービスやビジネスの創出が可能となります。そのため、これらの衛星を宇宙に送り届けるロケットの開発は、ますます重要な役割を果たしています。
宇宙産業への注目が高まる背景には、コスト削減や技術革新を進める「民間企業」の存在があります。日本は海に囲まれた地理的条件に加え、製造業を中心とする強力な産業基盤を持ち、宇宙開発に適した国として注目されています。こうした流れの中、宇宙産業は製造業にとっても新たな市場とビジネスチャンスを広げる鍵となるでしょう。
本セミナーでは、日本国内初の民間単独で宇宙空間到達を果たしたベンチャー企業、インターステラテクノロジズ株式会社 開発部 E/E統括担当 原井 達紀氏をゲストにお迎えし、同社が開発を進める小型人工衛星用ロケット「ZERO」や、サウンディングロケット「MOMO」の開発プロセスを振り返りながら、開発現場でのDXの具体的な事例や課題についてご共有いただきます。
「宇宙」という新たなフロンティアは、もはや一部の先端企業だけの話ではありません。製造業としてどのようにこの市場を取り込み、新たな価値を創出できるかを考えるきっかけとなる内容です。業界の最前線で活躍する原井様とともに、未来を切り拓くアイデアを見つけてみてはいかがでしょうか。宇宙産業の未来を知り、自社の成長戦略を加速させる絶好の機会です。ぜひご参加ください!
こんな方におすすめ
- 宇宙産業の最新動向や民間ロケット開発にご興味のある方
- 宇宙産業の挑戦的なテーマや未来志向の取り組みを通じ、自社に与える可能性を見出したい方
- DX推進における成功事例を学びたい方
セミナー概要
・オープニング
・原井様 によるプレゼンテーション
・パネルディスカッション
・まとめ
セミナー講師
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- 原井 達紀(はらい たつのり) 氏
- インターステラテクノロジズ株式会社
開発部 第1セクション アビオニクスグループ
E/E統括担当 - 青森県出身。ロケット開発の最前線で活躍するエンジニア。
1982年生まれ。八戸工業高等専門学校 機械工学科を卒業後、FA(ファクトリーオートメーション)や自動車の先進運転支援システム(AD/ADAS)の制御開発に携わり、産業の最先端技術に深く関わる。
2019年、宇宙開発に情熱を注ぎ、インターステラテクノロジズ株式会社に入社。現在はロケット「ZERO」や「MOMO」のアビオニクス開発を担当し、電力系システムやE/E設計、コンポーネント開発を手掛けている。その高度な専門知識と着実な技術力で、日本の宇宙産業を支える重要な役割を果たしている。
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- 山西 伸宏(やまにし のぶひろ) 氏
- シーメンス株式会社
ポートフォリオ開発本部 本部長 - 東京大学 機械工学科で博士(工学)を取得後、特別研究員として研究に従事、その後スタンフォード大学 機械工学科にて客員研究員を務める。
2000年、NASA(アメリカ航空宇宙局)にて研究員としてキャリアをスタート。JAXA(宇宙航空研究開発機構)にて約12年間にわたり、液体ロケットエンジンの研究開発に従事し、専門性と実績を培う。2013年、CD-Adapcoに入社、カスタマーサポート部門のダイレクターを務める。2016年には同社のシーメンスへの統合を経て、2021年より現職に就任。現在は、日本市場向けのポートフォリオ開発戦略を主導し、卓越したリーダーシップと戦略的視点で業界の革新に貢献。
開催概要
- 主催
- シーメンス株式会社
- 開催日時
- 2025年2月5日 15:00 - 16:10
- 開催場所
- オンライン開催
- 受講料
- 無料
ご注意事項
- お 問 合 せ : シーメンス株式会社 PFDセミナー事務局
Email : Pfd_Japan_Webinar.sisw@siemens.com
このセミナーは終了しました
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