イノベーションは妄想から生まれる?
R&Dに求められる、未来をデザインする思考法
こんな方におすすめ
- 社会課題や未来ニーズを起点とした事業創出をミッションとする技術系部門の役員・部長
- 企業のコーポレートR&Dや中央研究所、先端研究部門の責任者・担当者
- デザイン思考・未来洞察・SFプロトタイピング・SF思考などの思考法への理解を深めたい方
セミナー概要
マネジメントの父と称された経営学者 ピーター・ドラッカーは「未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ(The best way to predict the future is to create it)」という言葉を残しました。
各社でイノベーション創出の重要性が高まり、未来の社会像を描くことが求められる今、新たな研究テーマや新事業を通じてどのような未来を創りたいのかが同時に問われています。
一方で、実現したい未来の抽象度が高く、どのように自分たちの事業活動へ落とし込んだらよいのか、イメージが湧かず課題を感じる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回はSF思考に代表される未来をデザインする思考法に焦点を当て、どのように未来社会を想像し、事業と結びつけるのか、二人のゲストをお迎えして議論します。
お一方目は、書籍『SF思考』編著者であり、先端技術を活用した新規事業などのコンサルティング経験が豊富な株式会社三菱総合研究所 シニアプロデューサー 藤本 敦也 氏です。
お二方目は、変化の兆しから価値を創り出す「未来価値洞察」など独自の取り組みを全社展開する三菱電機株式会社 研究開発本部 統合デザイン研究所 所長 長堀 将孝 氏です。
「未来をデザインする」思考法は、イノベーションの創出にどのような影響を与え、事業活動の可能性をいかに切り拓くのでしょうか。
描いた未来を現実にする難しさとどのように向き合えば、思考法の強みを活かしていけるのでしょうか。
セミナーではゲストのお二方との議論に加え、チャットを使ってワークショップの一端を体感していただきながら、SF的思考法を深掘りします。
プログラム
TOPIC1:「未来をデザインする」ことの真意を理解する
TOPIC2:未来シナリオづくりで発想を刺激する
TOPIC3:デザインした未来を現実にする難しさとは?
セミナー講師
-
- 藤本 敦也 氏
- 株式会社三菱総合研究所 未来共創グループリーダー
横浜市立大学 研究・産学連携推進センター 特任教授 - 2006年東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了。2016年ESADEビジネススクール(バルセロナ)経営学修士課程(MBA)修了。専門は新規事業開発、組織戦略(経営統合等)。ブレインテックなどの先端技術を活用した新規事業から、ペットビジネス、シニアビジネスなど多岐にわたるコンサルティングサービスを現場・ユーザーを強く意識し展開。技術・マクロトレンドと人・社会の変容を織り交ぜた、未来社会像構築も多数実施。
-
- 長堀 将孝 氏
- 三菱電機株式会社 研究開発本部 統合デザイン研究所 所長
- 1993年三菱電機株式会社 デザイン研究所へ入社し、主に家電製品(冷蔵庫、洗濯機、掃除機、オーブンレンジ、エアコン等)のプロダクトデザインに従事する。同所スタッフ部門、マネージャー職を経て2023年より現職。
開催概要
- 主催
- 株式会社ユーザベース
- 開催日時
- 2025年10月8日 11:00 - 12:15
- 開催場所
- オンライン開催
- 受講料
- 無料